オーディオブックおよび音声コンテンツの制作・配信サービスを手がけるAmazonオーディブル(Audible)は10月13日、グローバル調査「オーディオコンテンツの聴取習慣調査」の結果を発表しました。
調査対象となった11か国のオーディオコンテンツリスナーの34%が、過去12か月間に前年より多くのオーディオコンテンツを聴いたと回答しました。また、日本のオーディオコンテンツリスナーの72%が、聴取によって「リラックスできる・安心感を得られる」と回答しています。

11か国のリスナーの34%が聴取量を増加、51%がスクリーンを使う娯楽を置き換えたと回答
本調査は、Audibleの委託によりNielsenIQが8月3日~8月25日に実施しました。日本、米国、英国など11か国の約18,000人を対象に、オーディオブックやポッドキャストの利用実態、聴取習慣などを調べています。
調査対象となった11か国のオーディオコンテンツリスナーのうち、過去12か月間に前年より多くのオーディオコンテンツを聴いたと回答した人は34%でした。
一方、前年より聴く量が減ったと回答した人は23%で、増えた人の割合が11ポイント上回りました。国別では、聴取量が増えたと回答した人の割合は、ブラジルが46%、メキシコが44%、英国が38%、米国が35%となっています。

また、11か国全体のオーディオコンテンツリスナーの51%が、オーディオコンテンツを聴くことで「スクリーンを使う娯楽を意図的に置き換えることができた」と回答しました。さらに、47%が「SNSの利用が減った」と答えています。
Audibleのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるレイチェル・ギアッツァ氏は、オーディオコンテンツが気持ちを切り替えたり、リフレッシュしたりする手段として利用される機会が増えていると述べています。
オーディオブックと紙・電子書籍を相互に利用する傾向
本調査では、オーディオブックと紙・電子書籍を組み合わせて作品を楽しむ傾向も確認されました。対象11か国全体のオーディオブックリスナーの61%が、オーディオブックで聴いた作品を後から紙または電子書籍でも読んだと回答しました。
また69%が、すでに紙または電子書籍で読んだ作品をオーディオブックでも聴いたと回答しています。さらに、特定の著者のオーディオブックを聴いた後、その著者の作品を紙または電子書籍で購入した経験がある人は63%でした。

日本のオーディオブックリスナーでも、紙または電子書籍ですでに読んだ作品をオーディオブックでも聴いた人は68%、オーディオブックで聴いた作品を後から紙または電子書籍でも読んだ人は62%でした。
また、「読む→聴く」「聴く→読む」という経験がそれぞれ5回を超える人の割合は、いずれも14%で、調査対象11か国の中で最も高い結果となりました。
日本のオーディオブックリスナーのうち、オーディオブックを聴き始めてから新しいジャンルを試した人は29%、新しい著者の作品を試した人は25%となっています。
日本では72%がリラックスや安心感を実感、66%がAIナレーションに前向き
オーディオコンテンツを聴くことで得られる感情について、日本のオーディオコンテンツリスナーの72%が「リラックスできる・安心感を得られる」と回答しました。これは、11か国全体の69%を上回る結果です。また、47%が「メンタルウェルビーイングを支える」と回答しています。
AIナレーションに対する意識については、日本のオーディオブックリスナーの66%が、AIナレーションによるコンテンツを聴く、または試してみることに前向きと回答しました。11か国全体では約50%で、日本は調査対象国の中で最も高い割合となっています。

AIナレーションで聴くことをイメージできるコンテンツについて、日本のオーディオブックリスナーでは、ノンフィクションが48%で最も多く、フィクションが45%、記事が44%と続きました。
また、日本のオーディオブックリスナーの69%が、技術の進化によってオーディオブックがより身近になり、日常生活に取り入れやすくなる未来に期待していると回答しました。
Amazonオーディブル(Audible)とは
Amazonオーディブルは、オーディオブックやポッドキャスト、オリジナル作品などの音声コンテンツを制作・配信するサービスです。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる作品など、全カタログで100万以上の作品を取り揃えています。
225の国と地域で、50の言語によるコンテンツを通じてサービスを提供しています。
参照元:Audible、オーディオコンテンツの聴取習慣に関するグローバル調査結果を発表



デジタルデトックスの最適解、実は耳活だったりして。