米国企業のParticleは、ポッドキャスト内の会話を検索・追跡できるポッドキャスト検索エンジン「Radar」を提供開始しました。13万以上のポッドキャストの文字起こしを横断検索でき、人物や企業、テーマなどへの言及を通知する機能のほか、広告主やスポンサーの追跡、APIやMCPを介した利用にも対応しています。

ポッドキャスト内の会話やトレンドを検索・追跡
ポッドキャストには数多くの会話が収録されていますが、一般的な検索エンジンでは、エピソードのタイトルや説明文を検索対象とすることが多く、音声内で実際に話された内容を検索することは困難でした。
ポッドキャスト検索エンジン「Radar」は、「Particle Podcast Intelligence API」を活用し、13万以上のポッドキャストの文字起こしデータを横断検索できるツールです。公式発表によると、毎日2万件のエピソードが追加され、配信後、数分で検索できるようになります。
キーワードやフレーズによる検索に加え、意味や文脈に基づくセマンティック検索にも対応しています。企業、人物、トピック、ブランド、製品などのエンティティを検索し、会話内の該当する発言箇所を特定できます。
また、気になる人物や企業、テーマを登録すると、新しくインデックス化されたエピソード内で言及された際に、Slack、メール、Webhookで通知を受け取れる「Radar Alerts」を利用できます。通知頻度は、即時・日次・週次から設定可能です。

メタデータ分析と広告情報の追跡にも対応
Radarでは、収録されているポッドキャストやエピソードを閲覧し、ホスト、ゲスト、トピック、リスナーによる評価やレビューなどのメタデータを確認できます。
ビジネスプランのユーザーは、ブランド適合性、政治的傾向の分析、チャートランキング、オーディエンス規模の推定値、スポンサー情報にもアクセスできます。
また、広告インテリジェンス機能を使い、複数のポッドキャストにわたって広告主や企業の出稿状況を追跡できます。ビジネスプランではスポンサーを検索し、文字起こしを含む広告の挿入箇所の詳細情報を確認できます。
RadarのデータはAPIやMCPを介して利用することも可能です。「Particle Data Platform」でAPIキーを取得できるほか、AIエージェントをParticleのMCPサーバーに接続できます。

セマンティック検索とは
セマンティック検索とは、検索キーワードの単なる「文字列の一致」だけでなく、言葉の意味や文脈、ユーザーの意図を踏まえて関連情報を探し出す検索技術です。
文章や単語を概念として捉え、類義語や表現の違い、単語同士の関係性を踏まえて情報を抽出します。これにより、正確なキーワードを入力しなくても、求める内容に近い情報を見つけやすくなります。
参照元:Introducing Radar: The Podcast Search Engine



「あの会話どこだっけ」の不毛なタイムトラベルが減りそうな予感。