トヨタ、2026年型RAV4に新世代「オーディオマルチメディアシステム」を導入。5G接続や音声アシスタント、ストリーミング対応を強化

自動車メーカーのトヨタが、10月13日に北米向け2026年型RAV4に新世代オーディオマルチメディアシステムを搭載すると発表しています。本システムは5G接続や音声アシスタント、ストリーミング対応を強化し、車内で利用できるデジタル機能の幅を広げます。

トヨタ、2026年型RAV4に新世代「オーディオマルチメディアシステム」を導入。5G接続や音声アシスタント、ストリーミング対応を強化
引用元:The Latest Evolution of Toyota’s Multimedia Coming to a Screen Near You

新世代オーディオマルチメディアの構成とディスプレイUI

トヨタが今回発表した新世代オーディオマルチメディアシステムは、車載向けLinuxプラットフォームである「Automotive Grade Linux(AGL)」を基盤とし、Woven by Toyotaのソフトウェア開発キット「Arene SDK」を組み合わせて構築されています。継続的な改善やオーバーザエア(OTA)アップデートに対応する設計であると説明されています。

ディスプレイは10.5インチまたは12.9インチのタッチスクリーンを用意し、ホーム画面にはドライブモード、天気、オーディオ、スマートフォン接続などのウィジェットを配置することができます。画面レイアウトは2分割・3分割などに切り替え可能で、ユーザーがよく利用する機能をまとめて表示できる構成です。

画面右上には「クイックコントロールメニュー」を備え、Bluetooth接続、画面の明るさ、ライト/ダークテーマの切り替え、ロードサービスへの連絡、運転支援機能(ADAS)の設定などにすばやくアクセスできます。主要な設定項目にアクセスしやすいUI構成とされています。

トヨタ、2026年型RAV4に新世代「オーディオマルチメディアシステム」を導入。5G接続や音声アシスタント、ストリーミング対応を強化
引用元:The Latest Evolution of Toyota’s Multimedia Coming to a Screen Near You

5G接続とオンデバイス音声アシスタントのアップデート

通信面では、AT&Tが提供する5G通信をトヨタ車として初めて統合した点がトピックとされています。これにより、クラウドベースのアプリケーションやコネクテッドサービスのデータ通信で、向上した通信速度と低遅延を実現すると説明されています。

音声インターフェースには、車載側で動作するオンデバイス型の音声アシスタントを搭載します。「Hey Toyota」「Hi Toyota」「Okay Toyota」といったウェイクワードで起動し、オーディオの操作、空調の設定、情報の読み上げ、クラウドナビの目的地検索などを音声で行えます。クラウド接続を必要としないオンデバイス処理とすることで、従来より短い応答時間を実現したとしています。

メーター側のマルチインフォメーションディスプレイ(MID)とも連携し、ナビゲーション画面をフルスクリーンで表示できます。ステアリングホイール奥のデジタルメーター内に地図とターンバイターン案内を表示し、ドライバーの案内確認をしやすくする構成です。

トヨタ、2026年型RAV4に新世代「オーディオマルチメディアシステム」を導入。5G接続や音声アシスタント、ストリーミング対応を強化
引用元:The Latest Evolution of Toyota’s Multimedia Coming to a Screen Near You

SiriusXM・Spotify対応と新システムの今後の展開

エンターテインメント機能としては、衛星ラジオとIPストリーミングを組み合わせた「SiriusXM with 360L」に対応し、多数のチャンネルとオンデマンドコンテンツを利用できます。また、「Integrated Streaming」機能を通じてSpotifyアカウントと連携し、車両の内蔵Wi-Fi接続を使ってプレイリストやポッドキャスト、オーディオブックのストリーミング再生を行えるようにします。

そのほか、車外カメラを利用した内蔵ドライブレコーダー機能「Drive Recorder」や、プラグインハイブリッド車向けに充電スケジュールや電力使用状況をまとめて表示する「EVドメイン」画面も用意されます。ヘッドユニット上でナビゲーション、オーディオ、充電関連の情報などをまとめて操作できるように設計されています。

新システムはまず北米向けの2026年型RAV4に搭載され、その後ほかのトヨタ車種にも順次展開していく計画が示されています。トヨタは、このプラットフォームを将来の安全・セキュリティ・コネクティビティ技術を支える基盤と位置づけ、機能拡張の可能性を広げるとしています。

トヨタ、2026年型RAV4に新世代「オーディオマルチメディアシステム」を導入。5G接続や音声アシスタント、ストリーミング対応を強化
引用元:The Latest Evolution of Toyota’s Multimedia Coming to a Screen Near You

オーディオマルチメディアシステムとは

オーディオマルチメディアシステムとは、車内で音楽・ラジオ・通話・ナビゲーション・各種アプリなどをまとめて扱う情報・エンターテインメント機能の総称です。タッチスクリーンやステアリングスイッチ、音声操作などから操作でき、スマートフォン連携やインターネット接続にも対応することで、走行中の情報取得と娯楽を一元的にコントロールします。

参照元:The Latest Evolution of Toyota’s Multimedia Coming to a Screen Near You

AMI(エイミー)

スマホ忘れても、これならドライブ中は退屈しなさそう。