豪ポッドキャスト『Troubled Waters』の調査報道を受け、2011年の死亡事件の捜査再開が決定

独立系ポッドキャストプラットフォーム「Acast」が配信する番組の調査報道をきっかけに、オーストラリア・ヴィクトリア州で異例となる検死審問の再開が決定しました。独立系メディアが司法の判断を動かした事例として、注目を集めています。

豪ポッドキャスト『Troubled Waters』の調査報道を受け、2011年の死亡事件の捜査再開が決定
引用元:Australian podcast Troubled Waters sparks reopening of coronial investigation

音声コンテンツが司法を動かす

オーストラリアのポッドキャスト番組『Troubled Waters』による調査報道を受け、ヴィクトリア州検死裁判所は2011年に発生した死亡事件に関する捜査再開を正式に決定しました。

豪州の司法制度において、一度下された検死判断が再考されるケースは多くありません。今回の決定は、ポッドキャストというメディアが持つ社会的影響力や、ジャーナリズムとしての実用性を象徴する事例といえます。

制作者による継続的な取材とリスナーからの情報提供が連携し、既存メディアが扱いきれなかった事実を掘り起こす形となりました。音声コンテンツは娯楽の域に留まらず、社会的な課題解決に寄与するプラットフォームとしての側面を強めています。

Acastとは

スウェーデンで設立された、世界最大級の独立系ポッドキャストプラットフォーム企業です。ポッドキャストのホスティング(配信)、広告配信、および分析ツールを提供しており、特に「ダイナミック・アド・インサーション(動的広告挿入)」技術に強みを持ちます。クリエイターと広告主をつなぐエコシステムを世界中で展開しており、BBCやThe Guardianなどの大手メディアとも提携しています。

参照元:Australian podcast Troubled Waters sparks reopening of coronial investigation

AMI(エイミー)

ポッドキャストが司法を動かすなんて、ドラマのような展開ね。