ユーステラは、Windows向けの歌声合成ツール「UTAU」に対応した新作アバターモデル「CCD-SOLCIEL[LUMIA]」をもとに開発された歌声ライブラリ「ルミア」の公開を発表しました。1月19日に公開された本音源は、キャラクターモデルの世界観に基づいて制作されており、透明感のあるウィスパーボイスを特徴としています。音源は無償で提供されており、誰でも導入して使用できます。

声の再現にこだわり。制作過程をYouTubeで配信も
「ルミア」は、VR対応3Dアバターモデル「CCD-SOLCIEL[LUMIA]」をもとに開発されたUTAU用音声ライブラリです。声の提供は、シンガーソングライターや歌い手として活動中のぽめ氏が担当しました。
収録では、キャラクターが持つ「電脳空間に生きる少女」というコンセプトを反映し、澄んだ音色と繊細なウィスパーボイスの再現にこだわっています。
また、制作過程はYouTubeで公開収録形式で配信されており、音声ライブラリが完成する様子も楽しむことができます。完成した音源は、ノイズ排除などの調整を経て、キャラクター性を忠実に再現したライブラリとして提供されています。
音声合成ツールを活用したコンテンツ展開も
UTAUは、Windows向けに開発された歌声合成ソフトウェアです。サンプリング音声を用いて、入力されたメロディと歌詞に基づいて歌声を合成できます。今回リリースされた「ルミア」は、公式サイトで配布されている無料版のUTAUでも動作が確認されています。幅広いユーザーが手軽に導入できる環境が整っています。
ユーステラは、バイノーラル音声作品の制作や「CeVIO AI」向け音声合成モデルの提供など、音声、ビジュアル、バーチャルの領域を横断したコンテンツ展開を行っています。今回の音源提供により、ユーザーによる新たな二次創作や、バーチャル空間における音声表現のさらなる活性化に注目です。
音声合成ツールとは
音声合成ツールとは、テキスト(文字情報)を解析し、人工的な音声へと変換するソフトウェアや技術のことです。コンピューターが言語のルールを読み取り、発音やアクセントをシミュレートすることで、人間が話しているような自然なナレーションを生成します。最近ではAI技術(ディープラーニング)の進化により、喜怒哀楽の表現や、特定の個人の声を再現することも可能になっています。



制作過程を公開しちゃうオープンな姿勢が、今のクリエイティブらしい。