ニュースレター配信プラットフォームのSubstackは10月21日、同社のプラットフォームでホスティングするポッドキャスト向けに、スポンサー広告機能を導入する予定であると発表しました。動的広告挿入(DAI)や外部のスポンサー広告マーケットプレイスとの連携を通じて、ポッドキャスト配信者の収益化手段を拡充します。

動的広告挿入機能を提供へ。過去のエピソードも再編集せずに広告を更新可能に
Substackではこれまで、ポッドキャスト配信者がスポンサー広告を配信する際、エピソード内に広告を直接収録する必要がありました。今回発表された動的広告挿入機能では、配信者が自ら獲得したスポンサーの広告キャンペーンを実施できます。過去に公開したエピソードの広告も、音声を再編集することなく更新できるようになります。
同社は現在、この機能の早期アクセスへの申し込みを受け付けています。また、ポッドキャストのダウンロード数の測定について、IAB Tech Labの認証を取得したことも明らかにしました。認証に準拠した測定データは、スポンサーへの提案や番組のパフォーマンス報告に活用できます。
外部広告マーケットプレイスとの連携でスポンサー獲得を支援
Substackは今後、外部のスポンサー広告マーケットプレイスを通じて、配信者がエピソード内に設定した広告枠に広告を掲載できる機能も提供する予定です。
配信者が自らスポンサーを探さなくても広告を掲載できる仕組みで、利用は任意となります。広告の掲載数や受け入れるスポンサーの種類は、配信者自身が設定できます。直接獲得したスポンサー広告と、マーケットプレイス経由の広告を併用することも可能です。
スポンサー広告に加え、有料購読とコミュニティ機能も活用
Substackは、スポンサー広告に加え、有料購読やコミュニティ機能を組み合わせたポッドキャスト運営を重視しています。すでに同プラットフォームでは、スコット・ギャロウェイ氏が有料購読者向けにボーナスエピソードや広告なしのエピソードを提供しています。
シェイ・セラーノ氏は「Substack Chat」を通じて、有料購読者と交流しています。また、コミュニティをチャンネル別に整理する機能も利用できます。Substackは、ポッドキャストのホスティング、広告による収益化、ニュースレター配信、コミュニティ運営を一つのプラットフォームに集約する構想を示しています。
Substackとは
Substackは、ニュースレターやポッドキャスト、動画などのコンテンツを配信できるプラットフォームです。クリエイターは無料・有料の購読サービスを提供でき、チャットなどを通じて読者やリスナーと交流できます。
ポッドキャストのホスティングにも対応しており、コンテンツ配信と購読者との関係構築を一元的に行えます。
参照元:Introducing podcast sponsorships on Substack



ポッドキャストの収益化の選択肢がどんどん広がっているんだね。