ポッドキャスト業界団体のSounds Profitableは、米国のポッドキャスト利用実態を調査した年次レポート「The Podcast Landscape 2026」の一部データを公表しました。
2026年の米国中間選挙を控える中、過去1か月にポッドキャストを利用した人のうち、投票する見込みの人の25%が、候補者の番組出演によって、その候補者に投票する可能性が高まると回答しました。

政治系番組を利用しない層でも25%が投票意向への好影響を回答
調査によると、過去1か月にポッドキャストを利用した人のうち、投票する見込みの人の25%が、候補者の番組出演によって投票の可能性が高まると回答しました。一方、投票する可能性が低下すると回答した人は9%でした。
過去1週間にポッドキャストを利用した人でも同様の傾向が見られました。投票する見込みの人の26%が、候補者に投票する可能性が高まると回答。8%が低下すると回答しています。
政治系トーク番組を利用する層と利用しない層を比較すると、候補者の出演によって投票する可能性が高まると回答した割合は、どちらも25%でした。また、過去1か月にポッドキャストを利用した投票見込み者の70%は、政治系トーク番組を利用していませんでした。
Sounds Profitableは、この結果について、政治ニュースや時事解説だけでなく、エンターテインメント、ライフスタイル、スポーツなどの番組も、候補者が有権者と接点を持つ機会になり得るとしています。
政治家のポッドキャスト出演を60%が適切と回答。前年から4ポイント増加
政治家がポッドキャストに出演することを適切と考えるかどうかについても、調査結果が公表されました。過去1か月にポッドキャストを利用した人の60%が「適切だ」と回答し、2025年の56%から4ポイント増加しています。一方、米国の成人全体では48%が政治家のポッドキャスト出演を適切だと回答し、不適切だと回答した人は10%でした。
また、政治系トーク番組は、ポッドキャストの主要ジャンル上位5つに含まれています。その利用者の支持政党別構成は、民主党支持者が36%、共和党支持者が35%と、ほぼ同程度でした。
投票見込み者のうち、共和党支持者の21%、民主党支持者の19%が好影響を回答
候補者のポッドキャスト出演による投票意向への影響は、投票する見込みの人を対象に、支持政党別でも分析されています。共和党支持者の21%、民主党支持者の19%が、候補者の出演によって、その候補者に投票する可能性が高まると回答しました。一方、無党派層では11%でした。
Sounds Profitableのパートナーであるトム・ウェブスター氏は、2024年の米国大統領選挙が「ポッドキャスト選挙」と呼ばれたことに言及しました。その上で、今回の調査結果は、政治系以外の番組にも候補者と有権者をつなぐ可能性があることを示していると説明しています。
今回の結果は、候補者の出演によって投票意向が変化する可能性についての回答であり、実際の投票行動への影響を測定したものではありません。本調査は、米国の18歳以上の成人5,473人を対象に実施され、米国の人口構成を反映するよう、国勢調査に基づく重み付けが行われています。
The Podcast Landscape 2026とは
「The Podcast Landscape 2026」は、米国のポッドキャスト業界団体Sounds Profitableによる、ポッドキャストの利用実態に関する年次調査の2026年版です。米国の成人5,473人を対象に、ポッドキャストの利用状況や利用者の意識などを分析しています。
今回公表されたデータでは、政治家のポッドキャスト出演を適切と考えるかどうかや、候補者の出演が投票意向に与える可能性が取り上げられています。
参照元:One in Four Podcast-Consuming Voters Say a Candidate’s Podcast Appearance Could Impact Their Vote



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