ソフトウェアの企画・開発を行うツナギビトは、ポッドキャスト制作アプリ「Humming Studio」の提供を8月1日に開始しました。iPhone、iPad、Macに対応し、録音と同時に自動で文字起こしを行い、テキストを削除することで音声や映像を編集できます。また、Podcast 2.0に対応したRSS配信機能を備えています。

テキスト編集によるポッドキャスト制作の効率化
Humming Studioは、録音と同時に音声を文字起こしし、テキストを削除することで対応する音声や映像をカットできるポッドキャスト制作アプリです。録音を開始すると発話がリアルタイムでテキストブロックに変換され、言い間違いや不要な発言などを削除すると、対応する音声と映像も同時にカットされます。波形を操作することなく、テキストを編集する感覚で音声や映像を編集できます。
Podcast 2.0対応によるメタデータ付き配信
Humming Studioから配信されるフィードは、RSSを拡張してポッドキャスト向けの情報を扱う「Podcast 2.0」に対応しています。文字起こし(トランスクリプト)、番組の恒久GUID(URLが変わっても番組を識別し続けられるID)、チャプター、出演者情報などをメタデータとして出力できます。
文字起こしは番組フィードに同梱され、対応アプリなどで利用できます。また、恒久GUIDによって番組を一意に識別できるほか、チャプター情報を付加することで、対応アプリでエピソードを章立てして扱えるようになります。
標準出力されるメタデータと拡張機能
フィードには文字起こし(トランスクリプト)のほか、番組の恒久GUID、エピソードを章立てするチャプター情報、出演者情報がPodcast 2.0のメタデータとして出力されます。
また、多言語での収録や文字起こし、カメラ収録時の字幕自動生成に対応するほか、3バンドEQやパン、フェーダーを備えたミキサー機能、マイクごとの個別トラック収録、AIによるチャプター自動生成などの機能を搭載しています。
料金体系と今後の展開
対応デバイスはiPhone、iPad、Macで、App Storeおよび公式サイトから提供されています。アプリは無料で利用でき、アプリ内課金として「Humming Studio Pro」の月額・年額プランや、3,000円の買い切り「Humming Studio Unlock」が用意されています。App Storeでは、月額・年額プランに7日間の無料トライアルが案内されています。
合同会社ツナギビト代表社員の川上真生氏は、話すことが好きな人が自分の番組を簡単に発信できる環境を広げたいとの考えを示しています。同社は今後、番組のホスティングや配信を支えるプラットフォームとして機能を拡張し、制作から継続までを一貫して支援していく方針です。
RSSとは
RSS(Really Simple Syndication)は、ウェブサイトやポッドキャストなどの更新情報を構造化して配信するためのXMLベースのフォーマットです。タイトル、概要、更新日時、音声ファイルなどの情報を記述でき、対応するリーダーやアプリで更新情報を取得できます。ポッドキャストでは、番組やエピソードの情報、音声ファイルなどを配信するために利用されています。
参照元:ポッドキャストの”作る”を、変える。― 話すだけで編集は完了、Podcast 2.0で”見つけてもらえる”制作アプリ「Humming Studio」提供開始



編集のハードルが下がれば、喋りたがりが急増する説ある。