Voicy、AIで“聴きどころ”を抽出&動画化する「AI切り抜き動画」のβ版を提供開始

音声配信プラットフォーム「Voicy」にて、AIを活用した新機能「AI切り抜き動画」のβ版の提供が開始されました。

Voicy、AIで“聴きどころ”を抽出&動画化する「AI切り抜き動画」のβ版を提供開始
引用元:Voicy、「AI切り抜き動画 β版」を提供開始。AIが「聴きどころ」を選定し、切り抜き動画を自動生成。

音声の“聴きどころ”を自動で抽出し、動画に変換

今回提供が始まった『AI切り抜き動画』では、Voicyに配信された放送をAIが解析し、3パターンの「切り抜き動画」が提示されます。これらの候補には、字幕はもちろん、背景やチャンネル情報、ユーザー(パーソナリティ)のアイコンなども自動で生成されます。


生成された動画は、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで共有しやすい形式で出力されます。動画の作成操作はWeb版の「Voicy Studio」上で完結し、編集ソフトなどを使わずに作成できる仕様です。

法人向け配信サービス「VoicyPro」にも対応

提示された3つの案の中から、ユーザーは任意のパターンを選択し利用できます。字幕機能は自動文字起こしと連携しており、音声が再生できない環境でも内容を把握しやすくなっています。

Voicy、AIで“聴きどころ”を抽出&動画化する「AI切り抜き動画」のβ版を提供開始
引用元:Voicy、「AI切り抜き動画 β版」を提供開始。AIが「聴きどころ」を選定し、切り抜き動画を自動生成。

本機能は、個人ユーザーに加えて、法人向け配信サービス『VoicyPro』を利用する企業も対象としています。企業による音声コンテンツの視覚的な発信やSNSでの展開に活用できる機能として位置づけられています。

音声コンテンツを複数のチャネルで展開したいというニーズがある一方で、従来の動画化には編集スキルや時間が必要とされてきました。Voicyは、こうした課題に対応する手段として、本機能の開発・提供に至りました。

Voicy Studioとは

Voicy Studioは、音声配信プラットフォーム「Voicy」におけるパーソナリティ向けのCMS(コンテンツ管理システム)です。放送の収録・編集・公開のほか、番組情報の管理や分析機能などをWeb上で操作できるツールで、7月には「AI切り抜き動画」機能が追加されました。

参照元:Voicy、「AI切り抜き動画 β版」を提供開始。AIが「聴きどころ」を選定し、切り抜き動画を自動生成。

AMI(エイミー)

AIにも編集センスが求められる時代になっている…?。