AIアプリケーションBizStackがKDDIスマートドローンと連携。AIによるドローン映像活用で遠隔現場支援を強化へ

現場DXを推進するMODEは10月17日、現場向けAIアプリケーション「BizStack」とKDDIスマートドローンの遠隔運航サービスを連携開始しました。ドローン映像や各種データをAIが統合管理し、遠隔から現場を把握できる環境を整えることで、業務の効率化を目的としています。

BizStackがKDDIスマートドローンと連携。AIによるドローン映像活用で遠隔現場支援を強化へ
引用元:空から届く現場データをAIが会話でサポート― BizStackとKDDIスマートドローンが連携

KDDIスマートドローンと連携開始、遠隔現場のデータ活用を拡張

MODEは、KDDIスマートドローンが提供するドローンポートを活用した遠隔運航サービスと、自社の現場向けAIアプリケーション「BizStack」を10月17日に連携開始しました。今回の取り組みは、建設・製造・物流などの現場におけるデータ活用をより高度化することを目的としています。

BizStackは、現場に設置されたセンサーやカメラから取得したデータを自動で集約し、AIが自然言語で状況を報告する仕組みを備えています。これにより、現地でしか得られなかった情報を遠隔地からも確認できるようになり、担当者の移動負担を軽減しながら、状況判断をスムーズに行うことが可能になります。

ドローン映像をBizStackで一元管理

今回の連携により、ドローンで撮影した映像や画像を含む多様なデータをBizStack上で一元管理できるようになります。PCやスマートフォンを通じて遠隔から現場の様子を確認できるほか、チャット形式でAIに質問し、必要な情報をすぐに取得できる点も特徴です。これにより、現場の進捗確認や安全管理の効率化や省人化の実現につながります。

また、ドローンの飛行開始時点でリアルタイム映像を確認できる機能が年内にリリースされる予定です。MODEは、AIとIoT、そしてドローン技術を組み合わせることで、現場運用の仕組みを進化させ、より効率的なデータ活用を進めていく方針です。

MODEとは

MODEは、米シリコンバレー発のスタートアップで、現場向けAIアプリケーション「BizStack」を開発・提供しています。AIが現場の状況を理解して対話形式で支援する仕組みを通じて、建設や製造、物流などの現場で活用が進んでおり、現場の可視化と作業支援を可能にしています。

参照元:空から届く現場データをAIが会話でサポート― BizStackとKDDIスマートドローンが連携

AMI(エイミー)

ドローンが撮って、AIが語るって、技術を超えたロマンがある。