radiko、全国1,000人を対象にした「生活シーンごとのメディア接触状況」調査結果を公開

radikoは、全国1,000人を対象に「生活シーンごとのメディア接触状況」を調査し、その結果を公開しました。画面を見られない移動中や作業中など、日常の多様な場面でラジオや音声メディアがどのように利用されているかを明らかにしています。

radiko、全国1,000人を対象にした「生活シーンごとのメディア接触状況」調査結果を公開
引用元:生活シーン別のメディア接触傾向を調査― 常時接続時代におけるメディア接触のホワイトスペース – ラジオ/radikoの価値を再発見 ―

生活シーンによって変化するメディア接触の実態

radikoが公開した調査では、全国の16〜69歳・男女1,000人を対象に、日常の行動シーンごとのメディア利用状況が分析されています。調査結果によると、移動中や作業中といった「画面を見られない」場面では、動画やSNSよりもラジオ/radikoの利用率が相対的に高くなる傾向が確認されました。自動車の運転中や家事の最中など、手や目が塞がりやすい時間帯で音声メディアが選ばれやすいという特徴が示されています。

平日の夕方の家事シーンや、休日の日中といった“ながら”時間帯でも、ラジオ/radikoの利用が一定のボリュームを保っている点が注目されます。特に、運転中や帰宅時の移動、在宅中の軽作業など、生活の動線上に自然と組み込まれていることが調査から読み取れます。これらの時間帯は、画面を見る必要のあるメディアが入り込みにくい領域であり、音声ならではの接触機会が発生しているとしています。

radiko、全国1,000人を対象にした「生活シーンごとのメディア接触状況」調査結果を公開
引用元:生活シーン別のメディア接触傾向を調査― 常時接続時代におけるメディア接触のホワイトスペース – ラジオ/radikoの価値を再発見 ―

音声広告は主要メディアの中で“ストレス度”が最も低い結果に

今回の調査では、各メディアの広告接触時に感じるストレス度も分析されています。ラジオ/radikoの音声広告について「ストレスを感じる」と回答した人の割合は33.5%で、動画広告やバナー広告など他の主要メディアと比較して最も低い数値となりました。また、週1回以上ラジオを利用する層に限ると、この割合はさらに下がり30.0%となっています。音声メディアに親しむユーザーほど広告への抵抗感が小さいという結果が示されています。

調査全体を通じて、ラジオ/radikoが日常生活のさまざまな場面に入り込み、他のメディアが届きにくいシーンで接触されている実態が可視化されました。今回の分析は、音声が生活動線のどの位置に存在しているかを整理するもので、利用実態の変化を捉えるための基礎データとして位置付けられています。

radiko、全国1,000人を対象にした「生活シーンごとのメディア接触状況」調査結果を公開
引用元:生活シーン別のメディア接触傾向を調査― 常時接続時代におけるメディア接触のホワイトスペース – ラジオ/radikoの価値を再発見 ―

radikoとは

radikoは、日本国内のラジオ放送局が提供する番組を、インターネットを通じてスマートフォンやパソコンで聴取できるサービスです。放送エリア内の番組を聴ける「ライブ配信」に加え、過去1週間の番組を後から聴ける「タイムフリー機能」などを備えています。従来のラジオ利用に加え、場所や環境を問わず番組を楽しめる点が特徴で、生活シーンに合わせた音声視聴が広がっています。

参照元:生活シーン別のメディア接触傾向を調査― 常時接続時代におけるメディア接触のホワイトスペース – ラジオ/radikoの価値を再発見 ―

AMI(エイミー)

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