アドビは1月21日、「Adobe Acrobat」の生成AI機能を拡充し、PDFからプレゼン資料や音声コンテンツを生成できる新機能を発表しました。PDFの要約や編集、形式変換などがよりスムーズに行えるようになります。

Adobe Acrobatに追加された生成AI機能
アドビが発表した新機能により、Adobe Acrobat上でPDF文書をもとにしたマルチメディアコンテンツの生成が可能になりました。 これまでのテキスト編集や形式変換にとどまらず、PDF内の情報をプレゼンテーション資料やポッドキャスト形式の音声コンテンツへと再構成できる点が主な変更点です。これにより、蓄積された文書データを異なる媒体で再活用するワークフローが構築されました。
プレゼンテーション生成機能
複数のPDFファイルをもとに、スライド資料の構成を自動生成する機能です。 ユーザーがソースとなるファイルを選択すると、その内容を反映したスライドが作成されます。生成されたデータはデザインツール「Adobe Express」とシームレスに連携し、同ツール上で詳細なレイアウト編集や仕上げを行うことができます。
PDFからポッドキャスト形式の音声コンテンツを作成
PDFの内容を解析し、ポッドキャスト形式の音声コンテンツとして出力する機能です。 テキスト情報を音声へと変換することで、視覚的な読解が困難な状況での情報確認や、音声メディアとしての二次利用を可能にします。文書の内容をもとに、聴取に適した形式で音声が生成される仕組みです。

文書編集を支援するAIアシスタント機能
生成AIを活用した「AIアシスタント」機能では、PDF内の情報抽出を支援します。 数千ページに及ぶような大規模な文書から要点を抽出する「要約機能」や、ユーザーの自然言語による問いかけに対してPDF内の記述にもとづいた回答を提示する機能を備えています。必要な情報を探索する工数の削減に期待です。

Adobe Acrobatとは
Adobe Acrobatは、アドビが提供するPDF関連ソフトウェアおよびサービスの名称です。PDFファイルの作成、閲覧、編集、注釈追加、署名、共有などの機能を備えています。デスクトップ版、モバイルアプリ、クラウドサービスとして提供されており、個人利用から企業での文書管理まで幅広く利用されています。
参照元:Turn your docs into presentations and podcasts with Adobe Acrobat and Express



PDFは「読むもの」だけでなく、「聴くもの」にもなっていくってわけ?