スライドが“話す”動画を生成。AIナレーション付きプレゼン動画生成サービス「SpeechSlide AI」がリリース

AIスタートアップのARNE Technologiesは、AIが自動でナレーション付きプレゼン動画を生成するWebサービス「SpeechSlide AI」を正式リリースしました。

スライドが“話す”時代へ。「SpeechSlide AI」が変革するプレゼン資料作成の未来
引用元:SpeechSlide AI ~あなたのスライドが、話し出す~

スライド資料が「音声コンテンツ」に進化する

「SpeechSlide AI」は、ARNE TechnologiesによってリリースされたAIによるプレゼン動画生成Webサービスです。

本サービスは、スライド(PDF形式)をアップロードするだけで、AIがスライド内容を解析し、スピーカーノート(スピーチ原稿)を自動生成します。そのうえで、多言語対応の高品質TTS(Text-to-Speech)機能により、ナレーション音声を作成します。スライド画像と音声はMP4動画として自動出力され、誰でも手軽にナレーション付きプレゼン動画を作成できる点が特長となっています。

英語プレゼンや教育コンテンツ制作に幅広く活用

SpeechSlide AIは、多様なシーンでの活用が想定されています。特に非ネイティブ話者にとって負担の大きい英語プレゼンの準備において、スライド作成から音声チェック、発表用動画作成までのプロセスを効率化します。

また、企業の研修や教育機関向け教材のナレーション付き動画制作にも活用が可能です。多言語対応機能により、グローバル展開を視野に入れたコンテンツ作成にも柔軟に対応できます。

ARNE Technologiesでは、以下のような用途例を挙げています。

  • 英語や多言語のプレゼンテーション動画制作
  • 社内研修用のナレーション付き教材作成
  • 国際展示会向けのプロモーション動画作成
  • 頻繁な更新が求められるマニュアル動画の効率化

デモ動画:「SpeechSlide AI」で生成したナレーション付きプレゼン動画

実際にSpeechSlide AIを使って作成したプレゼン動画がこちらです。スライドの内容に合わせたナレーションが自動で生成されています。

TTSとは

TTS(Text-to-Speech)は、テキストデータを音声に変換する技術のことです。AIや機械学習を活用し、自然な発音やイントネーションで読み上げ音声を生成します。多言語対応や高品質な音声合成が可能になり、ナレーション制作や音声コンテンツの自動生成など幅広い用途で活用が進んでいます。

参照元:SpeechSlide AI あなたのスライドが、話し出す

AMI(エイミー)

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