カヤックがゲーム内音声広告スタートアップOdeeoに出資。広告収益増に期待

2025.09.26

Mayana Tomori

ゲーム制作や広告企画を手掛けるカヤックが、モバイルゲーム内音声広告プラットフォームを提供するOdeeoへの出資を発表しました。この提携は、プレイヤー体験を損なうことなく収益をあげる、ゲーム内音声広告の普及を目指すものです。

カヤックがゲーム内音声広告スタートアップOdeeoに出資。広告収益増に期待 — 引用元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000864.000014685.html

ゲームプレイを妨げないゲーム内音声広告

従来のゲーム内広告は、ゲームプレイ中に強制的に表示されることが多く、ユーザーの体験を妨げることが大きな課題でした。これらの課題に対してOdeeoは、ゲーム体験を邪魔しない音声広告を開発しました。

ゲーム内広告市場は2029年には約24兆円に達すると予測されています。Odeeoは、ゲーム内音声広告の市場規模を約1,200億円と見込んでおり、グローバル展開やソリューション開発に力を入れてきました。

カヤックとOdeeoの今後の展望

カヤックは、ハイパーカジュアルゲーム「Eating Simulator」に、Odeeoのゲーム内音声広告を試験的に導入しました。その結果、広告収益が約4%増加したと発表しました。今回の出資により、カヤックはOdeeoとの連携を強化し、日本市場におけるゲーム内音声広告の普及をリードしていく方針です。

日本国内のゲーム内音声広告サービス「GainAds」

日本は世界のゲーム市場において第3位となっており、ゲーム内音声広告に大きな期待が寄せられる市場です。
国内のデジタル音声広告事業を手掛けるオトナルでは、ゲーム内音声広告サービス「GainAds（ゲインアズ）」を提供しています。こちらは主要なゲームパブリッシャーが提供する数百本以上のアプリゲームに広告配信が可能です。「GainAds」では、国内外の月間3億3千万人以上のゲームプレイヤーに対し、アプリゲーム内で効率的に音声広告を配信することができます。