靴下専門店「靴下屋」を展開するタビオは、11月20日から24日にかけて音声AI「VOICENCE」を活用した店内ラジオとSNS向け音声コンテンツを期間限定で実施しました。

靴下屋が音声AI「VOICENCE」で店内施策を展開
靴下専門店「靴下屋」を展開するタビオは、11月20日から24日に開催された「靴下屋誕生祭」に合わせ、NTT西日本の音声AI事業「VOICENCE」を利用した店内ラジオと店内アナウンスを実施しました。人気声優・花江夏樹氏の音声AIを用いたコンテンツを店内限定で放送し、同期間のSNS向けコンテンツにも活用しました。
「VOICENCE」を利用したコンテンツは、全国の「靴下屋」のうち対応可能な約120店舗の店内で展開されました。また、「靴下屋誕生祭」に先立つ11月13日からは、靴下屋公式InstagramやTabio靴下屋公式X、および各店舗のSNSアカウントで花江氏の音声AIによるコンテンツが公開されています。
タビオは本取り組みの背景として、快適なお買い物体験の提供に向けて店舗空間の魅力向上に注力していることを挙げています。NTT西日本が10月27日に発表した「VOICENCE」の技術に着目し、「声の権利を守るためのAI活用」と人気声優の声の影響力を両立させる形で、花江氏のAIナレーターボイスを店内ラジオやデジタルサイネージ、SNS投稿などに活用すると説明しています。
VOICENCEとは
VOICENCEは、NTT西日本が提供する音声AI事業で、声優・俳優・アーティストなどの「公認AIボイス」を活用できるサービスです。実演家の声をもとに安全に生成されたAI音声を、ナレーションや店内アナウンス、デジタルコンテンツなどに利用できます。声の権利を保護しながら、新しい音声表現を商用利用できる点が特徴です。
参照元:「靴下屋」、NTT西日本のAIナレーター新事業「VOICENCE」を利用し新音声コンテンツを展開。声優・花江夏樹さんの音声AIで店舗体験を革新



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