オトナル、ボーカロイド楽曲アプリ「ボカコレ」に運用型音声広告を実装・販売開始

デジタルオーディオ広告(音声広告)事業を展開するオトナルは、ボーカロイド楽曲に特化した音楽アプリ「ボカコレ」内の広告枠に、デジタルオーディオ広告の実装を行いました。「ボカコレ」の楽曲間に、プログラマティック広告による音声広告の入札・買い付けが可能となります。

オトナル、ボーカロイド楽曲アプリ「ボカコレ」に運用型音声広告を実装・販売開始
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000035509.html

若年層の利用者が多い音楽アプリ「ボカコレ」

「ボカコレ」は、ニコニコに投稿された音楽・音声系動画の音声のみを再生できるiOS/Androidスマートフォンアプリです。人気のボーカロイド曲や音楽ゲーム曲など100万曲以上をプレイリスト化して聴けるほか、ゲーム実況者のラジオやシチュエーションボイスなどの音声コンテンツも利用することができます。

サービスの総ダウンロード数は500万を上回り、ユーザーの73%を10代・20代の若い世代が占めています。「ボカコレ」の主な特徴は以下の通りです。

  • ボカロ楽曲100万曲以上が無料
  • バックグラウンド再生が無料
  • ボカロ楽曲に特化したランキング
  • ボカロの祭典「The Vocaloid Collection」と連動
  • プレイリスト共有機能やメドレー作成機能
オトナル、ボーカロイド楽曲アプリ「ボカコレ」に運用型音声広告を実装・販売開始
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000035509.html

プログラマティック広告によってターゲティングと効果検証が可能に

今回の実装で、オトナルは「ボカコレ」にアドサーバーおよびSSPの導入を行いました。これにより、楽曲の合間に流れる音声広告の枠に、デジタル音声広告を掲載できるようになります。

広告枠の購入方法としては、従来の純広告の購入に加え、各種DSP(Demand-Side Platform)からのプログラマティック広告による出稿が可能です。これによって、ターゲティングやデータ連携による効果検証を可能にする広告買い付けができます。

プログラマティック音声広告とは、広告主側の広告買い付けシステムであるDSPから、媒体社側の入札システムであるSSP(Supply-Side Platform)に対して買い付けを行う音声広告の出稿取引の仕組みのことです。

実際の広告掲載のイメージとしては、楽曲の間に30秒以内の音声広告が配信され、同時にコンパニオンバナーが表示されます。このバナーをクリックすると、指定リンク先へ遷移されるということです。また、「ボカコレ」に登録しているユーザーの性別情報に基づいたターゲティング広告の配信もできます。

オトナル、ボーカロイド楽曲アプリ「ボカコレ」に運用型音声広告を実装・販売開始
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000035509.html

現時点で買い付け可能なDSPは以下の通りです。

  • ディスプレイ&ビデオ 360(Google)
  • The Trade Desk
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オトナルとは

オトナルは、デジタルオーディオ広告(音声広告)事業を展開し、「日本国内にデジタル音声市場を形成する」ことをミッションとする企業です。これまで3,500件以上のプランニングと1,000件以上の出稿支援実績を持ちます。データ活用によるプランニングから、ナレーターや声優によるクリエイティブ制作、広告配信、効果検証、音声コンテンツ制作まで、音声を用いたマーケティング施策をトータルでサポートしています。

参照元:オトナル、ボーカロイド楽曲に特化した音楽アプリ「ボカコレ」に運用型の音声広告を実装、販売開始

AMI(エイミー)

ボーカロイド特化の音楽サービスなんだぜ。