米国の調査会社エジソンリサーチは2月24日、ポッドキャストの聴取時間がAM/FMラジオを初めて上回ったとする調査結果を発表しました。2025年第4四半期時点のデータでは、トークやニュースなどの音声コンテンツ(スポークンワード)において、ポッドキャストの聴取シェアが40%に達しています。2015年に75%のシェアを占めていたラジオの利用は39%まで減少し、主要な聴取プラットフォームが逆転する形となりました。

10年間で進んだ聴取プラットフォームの移行
エジソンリサーチの調査「Share of Ear」によると、米国における13歳以上のリスナーがトークやニュースなどの音声コンテンツ(スポークンワード)に費やす時間は、この10年で大きく変化しました。
2015年当時、AM/FMラジオはこの分野で75%のシェアを占めていました。対するポッドキャストのシェアは10%に留まり、両者の間には65ポイントの開きがありました。その後、ラジオのシェアが減少する一方で、ポッドキャストへの利用移行が継続的に進んできました。
ポッドキャストの聴取シェアが40%に達し、初の首位に
2025年第4四半期の最新データでは、ポッドキャストのシェアが40%に達し、39%となったAM/FMラジオを初めて上回りました。オンデマンド形式のプラットフォームが、従来の放送媒体を上回る結果となっています。
現在の米国では、スポークンワードが全聴取時間の25%を占めています。今回の調査結果には、音声のみの番組だけでなくビデオ形式のポッドキャストも含まれており、リスナーが利用するデバイスやサービスが変化したことで、構造的な変化が生じているといえるでしょう。
Share of Earとは
「Share of Ear」とは、米国の調査会社エジソンリサーチが実施している、アメリカ合衆国における音声消費の全体像を把握するための研究プロジェクトです。ラジオ、テレビ、ポッドキャスト、オーディオブック、音楽ストリーミングサービスなど、様々な音声メディアの利用状況が含まれています。本研究は、人々がメディアの利用動向を理解し、音声メディア市場の現状や変化を捉えるのに活用されています。
参照元:Podcasts Lead AM/FM in Spoken-Word Listening, Marking a First



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