The Trade Deskが調査レポート「オムニチャネル広告がもたらす新たな可能性」を発表。生活者の69%が「同じ広告の繰り返し」に無関心

アドテクノロジー企業のThe Trade Deskは、デジタルチャネルを横断した広告効果に関する最新調査レポートを発表しました。生活者の69%が、単一のチャネルで繰り返し表示される広告に対して関心を失うことが明らかになりました。

The Trade Deskが調査レポート「オムニチャネル広告がもたらす新たな可能性」を発表。生活者の69%が「同じ広告の繰り返し」に無関心
引用元:デジタルチャネルを横断した広告効果に関する最新調査、生活者の69%が単一チャネルで繰り返し表示される広告に対して関心を失うと回答

広告疲れを解消する一貫したストーリー

メディアの視聴スタイルが多様化し、情報が細分化される中、同じ広告に何度も接触することに不快感を抱く日本の生活者は66%に達しています。特定のチャネルで過度に広告が繰り返される現状に対し、多くの消費者がネガティブな反応を示していることが浮き彫りになりました。

その一方で、異なるメディアを通じて一貫したブランドメッセージを受け取った場合、50%の人がそのブランドに対して好意的な印象を持つと回答しています。動画(CTV・OTT)やディスプレイ、オーディオ、DOOH(屋外デジタル広告)といった複数のチャネルを横断的に統合し、メッセージが届く頻度を最適化する「オムニチャネルアプローチ」は、消費者の広告に対する疲れを和らげ、購買意欲を高める効果が期待できます。

オーディオ広告はメッセージの記憶に強い

今回の調査では、それぞれのチャネルが持つ独自の強みも明らかになりました。

なかでも、日本の生活者の74%が「オーディオ広告」で耳にした内容を記憶していると回答した点は、非常に大きな特徴です。これは、音楽ストリーミングやポッドキャストといった音声コンテンツが、日々の生活の中に深く浸透していることを裏付けています。視覚に訴えるディスプレイ広告(Z世代での記憶率は44%)と組み合わせることで、ブランドの認知をより確かなものにできると考えられます。

ROIを最大化させるチャネル連携の力

メディアごとにバラバラな戦略をとるのではなく、生活者のリアルな行動に合わせてキャンペーンを展開することは、ビジネスの成果に直結します。

調査結果によると、3つのチャネルを連携させることで広告のROI(投資利益率)は33%向上し、5つのチャネルでは77%も向上することがわかりました。スマートTVの普及や音声メディアの広がりにより、生活者とデジタルとの接点はますます複雑になっています。オーディオ広告を含む多様なチャネルをひとつのストーリーとして統合する戦略が、これからのデジタル広告には不可欠です。

オムニチャネルとは

オムニチャネルとは、複数のチャネルを横断して一貫した顧客体験を提供するマーケティング手法のことです。オンライン・オフラインを問わず接点を統合し、ユーザーの行動に合わせて最適なメッセージを届けることが特徴です。

参照元:デジタルチャネルを横断した広告効果に関する最新調査、生活者の69%が単一チャネルで繰り返し表示される広告に対して関心を失うと回答

AMI(エイミー)

音を絡めると良いことあるってことね。