DeepLがリアルタイム音声翻訳機能「DeepL Voice-to-Voice」を発表。話者の声を瞬時に翻訳

AI機械翻訳サービスを手がけるDeepLは、ライブ音声によるコミュニケーションに特化したリアルタイム翻訳機能「DeepL Voice-to-Voice」を発表しました。この機能は、オンライン会議や対面での会話において、話者の声を即座に別の言語の音声へと翻訳します。言語の違いに左右されずにコミュニケーションや意思決定を支援するツールとして、多言語でのコラボレーションを加速させることが期待されています。

DeepLがリアルタイム音声翻訳機能「DeepL Voice-to-Voice」を発表。話者の声を瞬時に翻訳
引用元:DeepL、リアルタイム音声翻訳「Voice-to-Voice」を発表 次なる言語の壁を超える革新へ

オンライン会議や対面での会話を瞬時に翻訳

DeepL Voiceは、これまでビジネスの現場で大きな障壁となっていた、リアルタイムでの意思疎通の難しさや、多言語でのやり取りに伴う手間を解消するために設計されています。

6月から一部の利用者向けに先行提供が始まる「Voice for Meetings」では、Microsoft TeamsやZoom上でのリアルタイム翻訳を実現。参加者は自分の母語で話し、相手はそれぞれの言語で内容を聴くことができます。また、すでに提供が開始されている「Voice for Conversations」では、スマートフォンやWebブラウザを通じて、対面での会話も円滑に進められるようになります。

製品名や業界用語も正確に翻訳

音声翻訳において特に難しいとされる、話すスピードの速さや専門用語への対応も強化されました。

「発話用語のカスタマイズ」機能により、企業の製品名や業界特有の用語をあらかじめ登録しておくことで、会話全体を通じて正確な翻訳を維持できます。独立した評価手法による調査では、言語専門家の96%が他社の標準的なサービスよりもDeepL Voiceを高く評価しました。文脈を汲み取った翻訳品質は、ビジネスの現場における信頼の裏付けとなっています。

翻訳業務をAI時代へ引き上げる新プラットフォーム

DeepLは音声翻訳の発表にあわせ、企業向けの「次世代DeepL翻訳プラットフォーム」の提供も開始しました。

翻訳フローの自動化や品質の可視化により、従来の翻訳業務に伴っていた手作業やコストを大幅に削減します。AIが修正内容を学習し、企業ごとの文脈に適応していくことで、品質は継続的に向上していく仕組みです。単なる「言葉の置き換え」を超え、ビジネスのスピードと効率を支える重要なインフラとして、音声メディアやコミュニケーションのあり方をいっそう進化させていくねらいがあります。

DeepLとは

DeepLは、ドイツ・ケルンに本社を置くDeepL SEが提供する言語AIサービスです。ニューラル機械翻訳技術を用いた翻訳サービスを中心に、文章の校正支援やビジネス向けの翻訳ツール、APIなどを展開しています。2017年に設立され、個人利用者に加え法人向けにも提供されています。

参照元:DeepL、リアルタイム音声翻訳「Voice-to-Voice」を発表 次なる言語の壁を超える革新へ

AMI(エイミー)

いずれ翻訳って、死語になるのかな…。