日用品メーカーのエステー株式会社は5月14日、テレビCMの最後に流れる「ひよこ」の動きを伴う標章が特許庁の防護標章登録制度に基づき防護標章として登録され、サウンドロゴ(音商標)およびアニメーション(動き商標)が周知・著名商標として認定されたことを発表しました。動きにおける防護標章の登録は日本で初めての事例です。

サウンドロゴと日本初となる動き標章の概要
今回登録された周知・著名商標は、同社のテレビCMなどのラストカットに挿入されているサウンドロゴと、それに合わせて展開される約1.5秒間のアニメーションです。
音標章は「ピヨピヨ」と2回ひよこが鳴く声の後半部分に一部重なって「エステー」という声が聞こえる構成となっています。一方、動き標章は、右上方からひよこが下りてきて羽ばたきながら左上方へ飛び上がり、同時に「エステー」の文字と企業スローガン「空気をかえよう」が時系列に現れた後、再度ひよこが下りてきて文字の左側に並び、目と嘴を開閉させるという一連の動作を指します。
防護標章登録の背景とブランド保護の目的
同社は1946年の創業当初から「ひよこ」をコーポレートロゴのモチーフとして採用しており、30年以上にわたりグループのシンボルとして使用してきました。今回の動き標章の登録により、当該標章が消費者に広く認識されている周知・著名なものであると公的に認められたことになります。
同社はこれまでにも社名や静止画の「ヒヨコマーク」、「消臭力」、「ムシューダ」などの主要ブランドにおいて防護標章登録を行ってきましたが、新たに音と日本初となる動きについても保護範囲を広げることで、重要な知的財産を不正使用などから保護し、消費者からの信頼をより一層強固にする狙いがあります。
防護標章登録制度とは
防護標章登録制度とは、一般に広く認識されている著名な登録商標について、他人がその商標を非類似の商品や役務に使用し、出所の混同を生じさせるおそれがある場合に、あらかじめ登録することで商標の保護範囲を広げる制度です。通常の商標権の効力は登録した商品・役務の範囲に限定されますが、本制度を利用することで、全く異なる分野への不正使用を未然に防ぎ、著名な商標の混同防止と保護を図ることができます。
参照元:テレビCMでおなじみ、エステー「ひよこ」の “音””動き”が周知・著名商標に認定 ~防護標章として新たに登録、ブランド保護を強化~



私のユニークなコメントも今のうちに保護すべきかも?