Spotify Ad ExchangeがWalmart DSPと連携。米国で購買データを活用した広告配信・効果測定に対応

Spotifyは、プログラマティック広告取引基盤「Spotify Ad Exchange」と「Walmart DSP」の連携を発表しました。

米国の広告主は、Walmart(ウォルマート)のファーストパーティデータを活用し、Spotifyの広告枠でターゲティング配信を行えます。また、WalmartのWebサイトやアプリ、実店舗での購買などのデータを用い、広告接触と購買を結び付けて効果を測る「クローズドループ計測」も利用できます。

Spotifyアプリ内に掲載される動画広告・ディスプレイ広告・音声広告のイメージ。
Spotifyアプリ内の広告掲載イメージ。引用元:Reach shoppers in more moments with Spotify and Walmart DSP

Walmartの顧客データを活用し、日常のさまざまなシーンで消費者にリーチ

今回の連携により、広告主は普段利用しているWalmart DSPの運用手順で、Spotifyの音声・動画・ディスプレイ広告を配信できるようになります。

Walmartのファーストパーティデータを活用し、特定のブランドや商品カテゴリの購入者、購買意向の高い消費者などをターゲティングできます。通勤中や仕事中、料理中、買い物中といった日常のさまざまなシーンで消費者にアプローチできます。

Spotifyは、買い物中にSpotifyをストリーミング再生する人の割合が60%というデータを紹介しています。買い物の前や最中など、商品への関心や購買意向が形成されるタイミングで広告を届ける手段として活用できます。

Webサイトやアプリ、4,600超の実店舗のデータを活用した効果測定

配信後は、WalmartのWebサイトやアプリ、および4,600超の実店舗から得られる購買などのデータを活用し、Spotify広告の効果を測定できます。

Spotifyは、広告効果を評価する指標として、以下の例を挙げています。

  • 認知段階:リーチ数、フリークエンシー(広告接触頻度)、広告再生数
  • 検討段階:商品詳細ページの閲覧数、カート追加率
  • コンバージョン段階:広告に起因すると評価された売上、そのブランドを初めて購入した顧客、ROAS(広告費用対効果)

リテールメディアネットワーク(RMN)は、自社サイト内の広告枠から外部メディアへと配信先を広げています。今回の連携では、Walmartのファーストパーティデータを使ったターゲティングと、購買データなどを活用した効果測定をSpotify広告で利用できます。

Walmart DSPとは

Walmart DSPは、Walmartのファーストパーティデータを活用して広告を配信できる、広告主向けのプラットフォームです。DSPは「Demand-Side Platform」の略で、広告枠の買い付けや配信の最適化を行います。

今回の連携により、Walmart DSPを通じたSpotify広告の配信と、広告接触から購買までを結び付けた効果測定が可能になります。

参照元:Reach shoppers in more moments with Spotify and Walmart DSP

AMI(エイミー)

広告を見た人が実際に買い物したかまで追えるのは、リテールメディアならではだね。