文章からポッドキャストを制作・配信するAIサービス「Podorica」が正式リリース。自分の声の再現や動画生成にも対応

AIを活用したウェブサービスの企画・開発を行うIMAKAIは9月28日、文章やメールマガジンからポッドキャストを制作・配信できるウェブサービス「Podorica」を正式リリースしました。台本作成から音声生成、RSSフィードの発行まで一括で対応し、ボイスクローンや動画生成にも対応しています。

Podoricaのロゴとマイクを配し、文章を自分の声のポッドキャストに変える機能を紹介する画像
引用元:いつもの文章を、自分の声のPodcastに。AIポッドキャスト制作・配信サービス「Podorica」を正式リリース(PR TIMES)

文章からの台本生成とボイスクローンに対応する「Podorica」

Podorica(ポドリカ)は、既存のウェブ記事やメールマガジンなどの文章を素材に、AIがポッドキャスト向けの台本を提案するサービスです。利用者は提案された台本を確認・編集して音声を生成できます。

1人で語る番組形式に加えて、ホストと聞き手による2人の対談形式での制作にも対応しています。番組の目的や届けたい相手、作風、挨拶などを設定として保存し、以降のエピソード制作に引き継ぐことが可能です。

音声生成では、事前に自身の録音データを登録することで、本人の声を再現するボイスクローンを用いた制作が行えます。あらかじめ用意された標準のAIボイスを利用することも可能で、AIボイスには話し方や演技の指示を設定できます。

また、番組の冒頭や末尾へのBGM挿入、全体の音量調整といった処理のほか、人名や専門用語の読み方を登録する「マイ辞書」機能も用意されています。

メールマガジン連携による自動化と動画生成・配信機能

Creator以上のプランでは、専用メールアドレスで受信したメールマガジンから台本・音声を生成し、BGMや音量の調整、AIによる読み方チェックまでを進める「おまかせ運営」機能を利用できます。

条件を満たした新着メールをきっかけに制作を進め、初期設定では利用者が確認して公開します。利用者が明示的に選択した場合は、AI検品を通過したエピソードを自動で公開する運用も可能です。

制作した音声はMP3形式でダウンロードできるほか、公開ページやRSSフィードを発行できます。RSSフィードをSpotifyやApple Podcastsなどに登録することで、各サービスで番組を配信できます。初回登録や所有者確認、審査などの手続きは、各配信先の手順に沿って利用者が行います。

あわせて、音声コンテンツをもとにした動画生成機能も搭載されています。波形を表示する動画の生成に加え、AIが音声と台本から要点や比較などのスライドを構成する「図解つき動画」の作成が可能です。

また、外部のAIアシスタントとサービスをつなぐ規格「MCP(Model Context Protocol)」に対応しており、MCP対応クライアントから台本作成や音声生成などを依頼できます。

ラジオプロデューサーの監修と料金プラン

IMAKAIの発表によると、本サービスの番組づくりは、FMラジオ100番組を企画・制作してきたプロデューサーのエダコDX氏が監修しています。音楽の入り方や声とBGMのバランス、話の区切りなど、番組として聴きやすく仕上げるための視点を取り入れています。

公式サイトでは、エダコDX氏による『セレクト。「なぜ、あの人は選ばれるのか。」』を制作事例として紹介しています。また、架空のAIホスト2人によるサンプル番組『Podoricaのお時間です。』も公開されています。

料金体系は、クレジットカード登録不要で、月間の音声生成文字数が3,000文字までの無料プラン「Free」のほか、月額3,980円(税込)の「Creator」、月額9,800円(税込)の「Pro」、月額19,800円(税込)の「Business」、個別見積もりの「Enterprise」が用意されています。

メールマガジンの自動受信や「おまかせ運営」、AI読み方チェックなどはCreator以上で利用できます。

Podoricaとは

Podorica(ポドリカ)は、IMAKAIが提供するAIポッドキャスト制作・配信ウェブサービスです。ウェブ記事やメールマガジンなどの文章からAIが台本を提案し、標準のAIボイスやボイスクローンを用いて音声コンテンツを作成できます。

配信用のRSSフィード発行のほか、メール連携による自動制作・公開機能や、図解つき動画の生成機能なども備えています。

参照元:いつもの文章を、自分の声のPodcastに。AIポッドキャスト制作・配信サービス「Podorica」を正式リリース

AMI(エイミー)

メルマガから自動で声が出るなんて、もう完全にSFの世界じゃん。