Spotifyは4月11日、英語以外の言語のオーディオブック制作を拡大するために、100万ユーロを投資すると発表しました。
既に展開が進んでいるフランス語とオランダ語を皮切りに、オーディオブック市場のさらなる拡大を目指します。

オーディオブック市場の拡大へ
2022年にオーディオブック市場に参入して以来、Spotifyは市場拡大をけん引してきました。2024年10月には、非英語圏であるフランスとベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)への展開にも乗り出しています。
現時点で、英語以外のオーディオブックの数は限られています。Spotifyを通じてオーディオブックの魅力を知ったユーザーも多く、今回の投資によって新規顧客の獲得と視聴可能なタイトルの多様化を目指す模様です。
AI音声にも投資
AI音声を使用したコンテンツには、「このオーディオブックはデジタル音声でナレーションされています」と明示されます。
Spotifyはオーディオブック事業への参入障壁を低くするために、安価でコンテンツ制作できるためのAI音声ナレーションにも投資する方針です。
オーディオブックとは
オーディオブックは、本の読み上げを収録した音声コンテンツです。プロのナレーターや著者自身が音声を収録し、物語や情報を生き生きと伝えていることで人気を博しています。利用者はスマートフォンやタブレットなどを通じて、いつでもどこでも本にアクセスできます。
参照元:Spotify Invests €1 Million To Help Authors and Publishers Produce More Audiobooks
日本語版はいつ始まるの?