司法試験や予備試験の受験指導を行う伊藤塾が、音声による学習支援の一環としてポッドキャスト番組『合格全書』の配信を開始しました。

司法試験・予備試験の学習支援として音声コンテンツを導入
伊藤塾は、司法試験および予備試験の受験者を対象としたポッドキャスト番組『合格全書 ― 伊藤塾が届けるリアルボイス』の配信を7月23日に開始しました。
番組の制作は、オトバンクが運営するポッドキャスト制作スタジオ「PitPa」が担当。内容は、合格者へのインタビューや学習方法に関する話題が取り上げられています。主な対象は司法試験・予備試験の受験者で、音声を通じて試験対策に関する情報を提供しています。
声優・佐々木望氏が番組パーソナリティを担当
番組の進行は、声優の佐々木望氏が担当しています。佐々木氏は東京大学法学部を卒業しており、自身の学習経験に触れながら、受験生への共感を示すコメントを寄せています。
初回エピソードでは、伊藤塾長の伊藤真氏をゲストに迎え、学習の進め方や受験への向き合い方について言及しています。両氏の著書には、重なる部分が多いと佐々木氏は語ります。
オトバンクとは
オトバンクは、音声コンテンツの企画・制作・配信を行う日本の企業で、2004年に設立されました。主力サービスにオーディオブック配信サイト「audiobook.jp」があり、書籍やビジネス書などを音声で提供しています。近年はポッドキャスト制作スタジオ「PitPa」も運営し、企業や団体向けの音声コンテンツ制作にも注力しています。音声を通じた情報流通と学習支援の拡大を目指しています。
東大卒の声優が司法試験の番組を進行するって、なかなかレアな組み合わせ。