英国に拠点をおく広報企業iNHouse Communicationsが、政治系ポッドキャストアワード「Political Podcast Awards 2026」を開催すると発表しました。なお、YouTubeが後援を務めています。

9つのカテゴリーでノミネート番組を募集
昨年から始まった「Political Podcast Awards」は、政治ニュースを扱うポッドキャスト番組を対象とした、ポッドキャスト大会です。昨年の第1回大会「Political Podcast Awards 2025」では、『The Rest is Politics』がベストポッドキャスト賞(PODCAST OF THE YEAR)を受賞したほか、リスナーチョイス賞(THE PEOPLE’S CHOICE)には『Political Currency』、優秀新人賞(BEST NEWCOMER)には『Electoral Dysfunction』が選ばれました。
今回大会でベストポッドキャスト賞とリスナーチョイス賞以外の9つのカテゴリーについては、10月15日まで応募を受け付けているとのことです。
募集中の9カテゴリーに、ベストポッドキャスト賞(PODCAST OF THE YEAR)とリスナーチョイス賞(THE PEOPLE’S CHOICE)を加えた11番組の受賞者は、独立審査委員会の会合を経て決定されます。
受賞者は2026年1月28日にウェストミンスターで開催される、放送局員で元国会議員のジャイルズ・ブランドレス氏主催の特別授賞式で発表される予定です。
今大会について、元ホワイトハウス広報部長で、授賞式での講演者でもあるアンソニー・スカラムチ氏は次のように述べています。
私自身もポッドキャストに携わっていますが、ポッドキャストが人々のニュース入手方法を変えたことを実感しています。 テレビで堅苦しいニュースを待つ必要はもうありません。ポッドキャストなら、本物の意見、本物の声を持つ人々に直接届けられるのです。それが力なのです。
募集カテゴリー
- 優秀新人賞(BEST NEWCOMER)
- コメディ賞(COMEDY MOMENT OF THE YEAR)
- インタビュー賞(INTERVIEW OF THE YEAR)
- 企画賞(MOST ORIGINAL FORMAT)
- パーソナリティ賞(PRESENTER OF THE YEAR)
- プロデューサー賞(PRODUCER OF THE YEAR)
- 優秀若手賞(RISING STAR)
- ストーリー賞(STORY OF THE YEAR)
- 学生ポッドキャスト賞(STUDENT PODCAST OF THE YEAR)
iNHouse Communicationsとは
iNHouse Communicationsは、イギリス・ロンドンに本社を置く広報会社で、2006年に設立されました。企業や団体に対して、世の中への情報発信や評判づくり、政治との関係づくりを支援しています。特に、政府関係者や議員とのつながりを生かした助言を行うことに強みがあります。代表を務めるケイティ・ペリオ氏は、元イギリス首相の広報責任者でもあります。官民両方の立場に通じた専門的な知見を提供しています。
参照元:Real takes, real voices – Political Podcast Awards return to celebrate the medium transforming news
政治縛りなのに、こんなに募集カテゴリーあるの?