2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSの入賞作品が発表されました。
本記事では、ラジオ&オーディオ広告部門 Aカテゴリーの入賞作品を一部をご紹介します。

グランプリは大日本除虫菊に
2025年のACC TOKYO CREATIVITY AWARDSのラジオ&オーディオ広告部門 Aカテゴリーのグランプリは、KINCHOで知られる大日本除虫菊の「ムエンダーシリーズ」となりました。
| 広告主 | 商品名 | 内容 | CM |
|---|---|---|---|
| 大日本除虫菊 | ムエンダーシリーズ | 反抗期の息子と母親が繰り広げる、コミカルな会話調のCMです。リアルな生活音や関西弁を採用することで、日常のリアリティも追求されています。 | 音源 |
その他の受賞作品
ACCゴールドの受賞企業の一部
| 広告主 | 商品名 | 内容 | CM |
|---|---|---|---|
| 大日本除虫菊 | 企業 | グランプリに輝いたKINCHOがゴールドでも入賞。ナレーションや音楽などすべて生成AIで制作されているのが特徴的です。180秒という長さを感じさせません。 | 音源 |
| エフエム東京 | 企業CM | 『想像』編は、想像力によって共感や思いやりを生み出す様子を描いたストーリーです。ナレーションは津田健次郎氏が担当しています。 | 音源 |
| 大塚製薬 | オロナミンCドリンク | 女の子の告白練習台にされた「野田くん」の浮かばれない状況を、友人の「これ飲んで元気出せ」という一言と商品のコピーで励ましに繋げる作品で入賞しています。 | 音源 |
ACCシルバーの受賞企業の一部
| 広告主 | 商品名 | 内容 | CM |
|---|---|---|---|
| マクニカ | 企業 | メインの語りと、その背後の会話が、異なるレイヤーの音響で表現されています。最後はその音同士が重なり…クスっと笑える作品で入賞しています。 | 音源 |
| サントリーホールディングス | クラフトボス | 多様な価値観が広がる「令和の職場」の様子を、クラフトボスを介してユーモラスに表現した作品で入賞しています。 | 音源 |
| 中央軒 | 企業 | 機内食サービスという状況で、「Champon or Saraudon?」と質問される場面から始まります。キレあるツッコミが効いており、思わず笑いを誘う作品で入賞しています。 | 音源 |
今年もハイレベルなクリエイティブが集結
今年のグランプリは、これまで確固たる企業の個性を示してきた、大日本除虫菊の「ムエンダーシリーズ」となりました。その他の受賞作品も、ハイレベルなクリエイティブが勢揃いとなっています。すべての受賞作品については、ぜひACCの入賞作品リストをご覧ください。また参考として、昨年の2024 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSの結果と照らし合わせてみてはいかがでしょうか。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、日本の広告業界で最も権威ある賞の一つです。テレビ・ラジオCMだけでなく、マーケティング、デザイン、デジタル、ブランディングなど、あらゆる領域の優れたクリエイティビティを対象としています。この賞は、日本のクリエイティブの発展に貢献することを目指し、毎年優れた作品を表彰しています。
参照元:2025 65rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 入賞作品リスト ラジオ&オーディオ広告部門 Aカテゴリー

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個人的には、大塚製薬「オロナミンCドリンク」の「野田くん」が報われてよかった。