Spotifyが2025年を振り返る音楽とポッドキャストのランキングを公開。リアルイベントも開催

Spotifyは、2025年にヒットした音楽とポッドキャストを振り返る、世界と日本のランキングを発表しました。

あわせて、Spotify上での聴取履歴をもとに、リスナーが今年最も聴いた音楽やポッドキャストを振り返ることのできる「Spotifyまとめ2025」も公開しました。

国内ランキングをMrs. GREEN APPLEが席巻

日本国内で最も再生された楽曲は、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」でした。2位に「ケセラセラ」、3位に「青と夏」、4位に「Soranji」、7位以下に「ダーリン」「クスシキ」「点描の唄」と続き、上位10曲中7曲を占める結果となりました。

またMrs. GREEN APPLEは、国内で最も再生されたアーティストでも首位を獲得。年間ランキングでの首位獲得は、3年連続となります。さらに、同グループはSpotify Japanのトップアーティストチャートで1503日連続（2025年12月1日時点）でデイリー1位を維持しており、圧倒的な人気を誇ることが伺えます。

全世界で最も再生された楽曲は、レディー・ガガとブルーノ・マーズによる「Die With A Smile」でした。2大スターによるコラボは、昨年のリリース時から話題となっており、その熱は1年を通して保たれたようです。

アーティスト部門では、バッド・バニーが3年ぶりに首位に輝きました。2024年と2023年に1位を獲得したテイラー・スウィフトは2位となり、3位にザ・ウィークエンドが続きます。

また、国内で最も多く発見されたアーティストは、オーディション番組「No No Girls」から誕生したHANAでした。新メンバーオーディション「timelesz project」で話題を集めたtimeleszも8位にランクインしていることから、オーディション番組は新規リスナー獲得に効果的なのかもしれません。

海外で人気の国内アーティストも明らかに

海外で最も再生された国内アーティストの楽曲は、Creepy Nutsの「オトノケ – Otonoke」。昨年の「Bling-Bang-Bang-Born」に続き、2年連続の首位獲得となりました。

海外で最も再生された国内アーティストはAdoで、昨年まで4年連続で1位を獲得していたYOASOBIは2位にとどまる結果となりました。ランクインしているアーティストの多くが海外ツアーを積極的に開催しており、現地でのライブ活動によるファン獲得が全世界的な人気獲得に必要だと考えられます。

国別ランキングでは、Creepy Nutsの「オトノケ – Otonoke」がインドネシア、ブラジル、インド、タイの4カ国でトップ5にランクインしました。

地方局発のポッドキャストが1位に

国内で最も再生された新番組は、『大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』です。同番組は、愛知県のCBCラジオが配信する番組で、ローカル局の番組が全国区でリスナーを獲得できた好例となりました。

国内で最も再生されたポッドキャストエピソードは、『安住紳一郎の日曜天国』の2025月1月12日配信回「私の気分転換」でした。

「Spotifyまとめ2025」も公開

ランキングとあわせて、ユーザー自身が今年の音楽やポッドキャスト聴取傾向を振り返ることができる年末恒例企画「Spotifyまとめ2025」も公開されました。Spotifyアプリ上で、今年最も聴いたアーティストや楽曲、最も聴いたポッドキャスト番組、さらには今年よく聴いた曲を集めた自分だけのプレイリスト「2025年あなたのトップソング」や、聴取傾向からユーザーの“音楽年齢”を診断する「リスニング年齢」などが楽しめます。

参照元：Spotifyが2025年のシーンを賑わせた音楽やポッドキャストを振り返る世界と日本のランキングを発表

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