ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、ゲームキャラクターの声を活用した生成AIポッドキャストに関する特許を取得しました。「大規模言語モデル(LLM)ベースのゲーマー向け生成ポッドキャスト」とするこの技術は、1月下旬に正式に登録されました。

プレイ内容に基づき、お気に入りのキャラが語りかける
この特許の最大の特徴は、配信されるコンテンツがすべてのユーザーに向けた録音済みのものではなく、個々のプレイヤーのデータに基づいて生成される点にあります。
例えば、ゲームのホーム画面に「あなた専用のポッドキャストが届いています」といったメッセージが表示されます。これを再生すると、直近で遊んでいたゲームのキャラクターの声で、プレイヤーに関連したさまざまなトピックが流れる仕組みです。その内容は、自身のゲームプレイ実績やフレンドの近況、未所持タイトルの推奨、さらには攻略法やアップデート情報まで多岐にわたります。
特許内では、プレイヤーを揶揄するジョークが含まれることもあると言及されています。これによりキャラクターの個性を活かした、より没入感のあるゲーム体験が提供されることが想定されます。
タイトルの垣根を越えた「クロスオーバー」の可能性
さらに興味深いのは、異なるゲームタイトルのキャラクター同士が会話する可能性についても記述されている点です。本来なら交わることのない別々の作品のキャラクターたちが、「AIポッドキャストを通じてあなたのゲームプレイについて談笑する」といったクロスオーバーも技術的に視野に入っています。
キャラクター同士の掛け合いによる番組づくりも、本特許が提示する新たなゲーム体験の形として注目が集まっています。
大規模言語モデル(LLM)とは
大規模言語モデル(Large Language Models)は、膨大なテキストデータを学習し、人間のように自然な文章の生成や文脈の理解を行うAI技術です。代表的なものにChatGPT(OpenAI)などがあります。今回のソニーの特許では、このLLMを音声合成技術と組み合わせることで、ゲーム内の状況やプレイヤーの行動履歴に基づいた動的なポッドキャスト番組をリアルタイムで自動生成する仕組みとして活用されています。
参照元:Sony patents AI-generated podcasts voiced by characters from its games | VGC



推しキャラが自分のプレイを褒めてくれるポッドキャストなんて、ファンにはたまらんだろ。