混合現実プラットフォーム「Auris」の開発を手がけるGATARIは、スマートフォンアプリ「Auris」を活用し、アクリルスタンドに音声体験を付加する新しい推し活の形を提案しています。2月14日に発売された東レアローズ静岡のグッズとの取り組みでは、視覚的なグッズに聴く・対話するという機能を持たせることで、ファンと選手の心理的な距離を縮める取り組みを行っています。

選択によって変化する「擬似対話」の仕組み
今回の施策では、スマートフォンアプリ「Auris」でアクリルスタンドを読み込むことで、場所や時間を問わず選手の音声を楽しむことができます。
最大の特徴は、一方的な聴取にとどまらない双方向性です。アプリ上に表示される質問の選択肢によって返答が変化する仕組みにより、擬似的な対話体験を実現しました。
さらに、イヤホンの向きに合わせて音の聴こえ方が変わる立体音響技術を採用することで、まるで選手がその場にいるかのような臨場感を生み出しています。
生活に溶け込み体験価値を高める音声戦略
実際に体験したファンの利用動向を見ると、リピーター率は87%という高い数値を記録しています。このエンゲージメントを支えているのが、朝・昼・夜でメッセージが変化する設計です。ユーザーの時間軸に合わせて選手の言葉やBGMが切り替わることで、アクリルスタンドは日常生活の一部として機能します。
GATARIの試みは、グッズをモノとして所有する喜びから、そこから始まる体験の価値へと推し活のフェーズを引き上げるものです。物理的なアイテムにデジタルの音声を重ねる手法は、スポーツの枠を超え、アニメの聖地巡礼やライブ会場など、さまざまなフィールドへの応用が期待されています。
Aurisとは
Aurisは、スマートフォンとイヤホンだけで没入型のMR音声体験を提供できるプラットフォームです。ヘッドマウントディスプレイを使わず、空間スキャンや自己位置推定の技術を活用して、現実空間に重なるような音声体験を実現します。観光、展示、エンターテインメントなど幅広い領域で導入が進んでいます。
参照元:「推しと“もっとつながる”」ーMR音声がアクリルスタンドを「対話」へ変える新しい推し活のかたちー



アクスタがしゃべる時代、推し活も次の段階だね。