埼玉県は5月1日から、ハザードマップの確認が難しい視覚障害者などを対象に、ハザードマップの情報を音声で提供するサービスを開始しました。スマートフォン向け無料アプリ「Uni-Voice Blind」を活用し、現在地の災害リスクや最寄りの避難場所への誘導、気象警報などを音声で伝えます。サービスは県内の全市町村で利用可能で、円滑な避難行動を支援します。

埼玉県内全域で「Uni-Voice Blind」を活用した音声支援を展開
埼玉県は5月1日から、ハザードマップの確認が難しい視覚障害者や高齢者などを対象に、ハザードマップの情報を音声で提供するサービスを開始します。このサービスは、洪水や土砂災害などのハザードマップ情報を音声で伝えることで、対象者が事前に災害リスクや避難場所を確認し、円滑な避難行動につなげることを目指しています。
サービスの利用には、スマートフォン向け無料アプリ「Uni-Voice Blind」をインストールする必要があります。
災害リスクの読み上げから避難場所への誘導まで多機能を搭載
本サービスには、利用者の避難を支援する複数の機能が備わっています。主な機能として、現在地や自宅などの指定した地点の標高や、洪水ハザードマップの情報である浸水の深さ、水位が下がるまでの時間といった災害リスクの音声読み上げが行われます。これにより、平時から地点ごとの詳細な危険性を把握することが可能です。
また、具体的な避難行動を支援する機能として、最寄りの避難場所まで音声やスマートフォンの振動で誘導する機能が搭載されています。さらに、気象庁が発表する警報や注意報の音声読み上げにも対応しており、避難に必要な情報をアプリから一括して取得できる仕組みです。
ハザードマップとは
ハザードマップとは、自然災害による被害が予想される区域や、避難場所・避難経路などの情報を地図上にまとめたものです。洪水、土砂災害、津波、地震など災害の種類ごとに作成され、浸水の深さや土砂崩れの危険度といったリスクの大きさが色分けなどで示されます。住民が事前に地域の危険箇所を把握し、災害発生時に迅速かつ適切な避難行動をとるための判断材料として活用されることを目的とした地図です。



この事例をもとに、他の都道府県にも広がってほしいね。