調査・マーケティング支援を手がけるPRIZMAは、アトワジャパンと共同で新卒1〜3年目の会社員1,013人を対象とした「Z世代の企業選びにおける情報収集とカルチャーフィット」に関する調査結果を発表しました。
企業のテキストコンテンツが生成AIでリライトされていることへの懸念が示される一方、情報収集では効率重視の姿勢や音声コンテンツへの前向きな印象が明らかになりました。

テキストへのAIリライト懸念と「本音が伝わる」と感じるコンテンツ
企業の採用サイトや社員インタビューなど文字ベースの情報を読む際の懸念や不信感について調査したところ、「生成AI等によって、都合の良いように綺麗にリライトされているのではないかと疑ってしまう」が31.4%で最も多い結果となりました。次いで「企業にとって都合の良いこと(メリット)しか書かれていないと感じる」が30.6%、「本当に社員自身の言葉なのかわからない」が25.9%と続いています。
一方で、企業の「本音」や「リアルな社風・社員の雰囲気」が伝わりやすいと感じるコンテンツとしては、「SNSでの動画コンテンツ(TikTok、PIVOT、YouTubeなど)」が32.8%、「社員インタビュー動画や企業の採用動画」が30.8%、「ポッドキャストやラジオ」が25.4%となりました。
動画視聴の約7割が「タイパ重視」の効率視聴を選択
動画コンテンツから企業情報を得る際の視聴スタイルや理想については、「倍速再生(1.5倍〜2倍速など)にして短時間で視聴する」が26.9%で最多となりました。
さらに「画面は時々見る程度で、主に音声をメインに『流し聞き』する」が25.2%、「バックグラウンド再生で完全に音声だけを聴く」が18.3%となり、全体の70.4%が、倍速再生や流し聞き、バックグラウンド再生といった視聴スタイルを選択していることが分かりました。画面を注視しない「流し聞き」と「バックグラウンド再生」の合計は43.5%に達しています。
採用広報におけるポッドキャスト等の「音声コンテンツ」に対する意識
興味を持っている企業が社員のインタビューをポッドキャスト(音声)で配信していた場合の印象については、「飾らない本音が聞けそうで、企業への信頼が増す」が30.1%で最も高い割合を占めました。
次いで「入社後のギャップが少なくなりそう」が28.1%、「『ながら聴き』で情報収集できてタイパが良い」が22.9%という結果となり、音声コンテンツに対して「本音が聞けそう」「入社後のギャップが少なくなりそう」「ながら聴きで情報収集できてタイパが良い」が上位回答となりました。

耳だけインターンとは
耳だけインターンとは、社員のリアルな声を通じて、入社前に会社や仕事への理解を深められるFMラジオ・ポッドキャスト番組です。現場社員へのインタビューを通じて、企業の雰囲気や仕事内容を音声で伝えています。
参照元:【Z世代の情報収集】生成AI普及の裏で高まる企業のテキストコンテンツへの“AI不信”。動画ニーズの裏で7割が効率視聴を選ぶ情報収集の「タイパ意識」の実態



「ながら聴き」で企業情報を集める人も増えてきてるんやね。