PKSHA Technologyが「PKSHA Voice KIT」を提供開始。単一APIで音声AIエンジンを一元管理

AIソリューションやAI SaaSを展開するPKSHA Technologyは、用途や環境に応じて多様な音声AIエンジン(STT:Speech-to-Text)を集約し、選定・活用を最適化するプラットフォーム「PKSHA Voice KIT」の提供を8月19日より開始しました。単一のAPIを介して複数の音声AIエンジンを利用・管理できる構成となっています。

PKSHA Technologyの音声AIプラットフォーム PKSHA Voice KITの構成図
引用元:音声AI活用プラットフォーム「PKSHA Voice KIT」を提供開始——2,000社の実装実績から生まれたPKSHA AIの新サービス

マルチエンジン制御による技術追随と乗り換えコストの削減

従来の音声AI導入においては、特定のエンジンに依存してシステムを構築することで将来的な変更時に切り替えコストが発生する「ベンダーロックイン」や、用途ごとの最適なエンジン選定が難しい点が課題とされていました。

「PKSHA Voice KIT」は統一されたAPIを通じて接続を行うため、エンジン変更に伴う再開発を不要とし、技術進化に柔軟に対応できます。自社エンジンの「PKSHA Voice AI」に加え、国内外の主要エンジンをリアルタイムに切り替えて利用することが可能です。

辞書機能とLLM連携による高度な業務自動化を支援

本プラットフォームには、業界用語や企業独自の専門用語に対応する辞書構築支援機能が備わっています。構築した辞書データはエンジンを切り替えた際にも引き継いで活用することができます。さらに、文字起こし後のテキストデータに対してPKSHAが提供する機械学習モジュールやLLM(大規模言語モデル)モジュールを組み合わせることで、「個人情報除去」「要約抽出」「感情分析」といった高度な業務自動化の支援も可能です。

今後は、コンタクトセンターの対応品質向上やリアルタイム議事録作成など、音声データが活用されるさまざまな顧客接点への展開を進める予定です。

PKSHA Voice KITとは

PKSHA Voice KITとは、国内外の主要な音声AIエンジンを単一のAPIで利用・管理できる音声AIプラットフォームです。用途や環境に応じたエンジンの切り替えや、専門用語に対応する辞書機能、文字起こし後の要約・感情分析などを組み合わせ、企業の音声AI基盤の構築・運用を支援します。

参照元:音声AI活用プラットフォーム「PKSHA Voice KIT」を提供開始——2,000社の実装実績から生まれたPKSHA AIの新サービス

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企業の中にある会話や応対のデータを、もっと活用しやすくなりそう。