音声認識エンジンを提供するアドバンスト・メディアが、議事録DXプラットフォーム「VoXT One」内の文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」に生成AIを活用した要約機能の実装を発表しました。2025年秋からサービス提供を開始する模様です。
スタンドアローン型要約機能は追加料金なし
アドバンスト・メディアが開発する音声認識エンジン「AmiVoice」は、医療、報道、教育など様々な分野で活用されています。特に「ScribeAssist」は、機密情報を含む会議でも安全に利用できる議事録アプリとして、多くの上場企業や地方自治体で利用されています。
今回、従来のクラウド型の要約機能に加えて、オフライン環境で利用できるスタンドアローン型の要約機能を実装しました。クラウド型の生成AI利用に制約がある企業であっても、情報漏洩のリスクなく高度な要約機能を利用できるようになりました。
スタンドアローン型の要約機能は、「ScribeAssist」のユーザーであれば追加料金なしで利用できます。
選べる要約形式と、要約スタイル
要約形式は、「議事録」形式、「要点まとめ」形式、「カスタム」形式の3種類から選択できます。また目的に応じて、「スピード重視」「精度重視」の2種類から要約スタイルも選ぶことができます。
要約形式と要約スタイルを組み合わせることで、企業のニーズや目的に応じた最適な運用を実現できます。
AmiVoiceとは
AmiVoice（アミボイス）は、アドバンスト・メディアが開発した日本語に特化した高精度の音声認識エンジンです。業界トップシェアを誇り、医療、コールセンター、会議録の作成など幅広い分野で活用されています。業種ごとの専門用語や固有名詞にも柔軟に対応できるほか、リアルタイムでも録音データでも高精度に音声を文字化できる点が特徴です。
参照元：AI音声認識 文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」に、オフライン環境下で利用可能な生成AIを活用した要約機能を実装
会議が捗っちゃう。