音楽・エンターテインメント分野の調査会社であるMIDiA Researchは、音声コンテンツの消費動向をまとめたレポート「2025 Audio Consumer Profile」を公表しました。同社の調査によると、1ヶ月の間にポッドキャストを利用した人のうち、62%がYouTubeで視聴していることが分かりました。これはSpotifyを利用する人の割合(47%)を上回る結果となっています。

2025 audio consumer profile Habits, platforms, and personas
2024年から2025年の消費者調査をもとに音声消費の動向を分析
MIDiA Researchが公表したレポート「2025 Audio Consumer Profile: Habits, platforms and personas」は、複数市場における消費者調査データをもとに、世界の音声コンテンツ利用状況の概観を示したものです。同レポートでは、現在の音声利用者の特徴や利用状況の変化が整理されています。
調査は2024年第3四半期から2025年第4四半期にかけて計4回実施された「MIDiA Consumer Survey」の結果をもとに、複数の国を対象とした消費者データが使用されています。これらの調査結果をもとに、音声コンテンツの利用頻度や視聴プラットフォーム、ジャンル別の視聴傾向などがまとめられています。
月1回以上ポッドキャストを聴く人は32%
レポートによると、同社の調査対象のうち、ポッドキャストを月に1回以上聴く人は32%でした。また、週に1回以上聴く人は22%とされています。一方で、調査対象となった消費者の36%が「ポッドキャストに関心がない」と回答しています。この割合は2024年からわずかに減少しました。
ポッドキャスト利用プラットフォームは、YouTubeが62%
月間ポッドキャスト利用者の62%がYouTubeからアクセスしており、Spotifyの47%を上回っています。Spotifyの利用率は2024年から4ポイント増加したものの、全体としてはYouTubeの利用率が最も高い状況です。なお、プラットフォームの利用状況には市場ごとの差異も確認されました。
ポッドキャストジャンルではニュースが首位
世界的に最も聴取されているジャンルはニュースで、次いでコメディが人気です。トレンドとしては、トーク番組やトゥルークライム(事件・犯罪をテーマに扱ったもの)、政治関連が増加した一方、ニュースやドキュメンタリー、ゲームは減少しました。特に米国では、ニュースがトップ3圏外に順位を下げています。
MIDiA Researchとは
MIDiA Researchは音楽、オーディオ、クリエイターエコノミー、エンターテインメント分野を対象とした市場調査会社です。複数国の消費者調査データや市場分析、予測データなどをもとに、音声コンテンツや音楽市場、デジタルエンターテインメントの動向に関するレポートや分析を提供しています。また、企業向けにデータ提供や戦略コンサルティングなどのサービスも展開しています。
参照元:2025 audio consumer profile Habits, platforms, and personas



音声もYouTubeが強いね。