流通リテールDX支援などを手掛けるアドインテと、デジタルオーディオ広告（音声広告）事業を手掛けるオトナルが業務提携を開始したと発表しました。
リアルとデジタルを融合：リテールメディアに「音声」の力を
アドインテとオトナルの提携により、両社はリテールメディア領域で音声広告を活用した新たな広告メニューの共同開発を進めます。
オトナル代表取締役の八木太亮氏は、成長著しいリテールメディア市場において、今回の連携が「大きな一歩」であると語ります。店内での買い物や店舗への移動中に音声広告を配信することで、顧客の購買行動に合わせた音声ならではの広告コミュニケーションと、新しい広告体験の実現が可能になるといいます。
購買行動に合わせたパーソナライズ広告で成功事例を創出へ
今回の提携では、オトナルの音声ソリューション開発力と音声広告のプランニング力、そしてアドインテのリテールメディア開発・運用ノウハウにより、オンラインとオフラインを横断した新たなリテールメディアソリューションの開発を目指すとのことです。
アドインテの稲森学取締役副社長兼COOは、「リテールメディアの可能性をさらに広げる重要な一歩」と述べ、購買データと連動した音声広告によって、より効果的な顧客コミュニケーションが実現できると期待を寄せています。
アドインテとは
株式会社アドインテは、「IoTとAIで小売・機械・農業を科学する」をビジョンに掲げる企業です。独自のIoT端末「AIBeacon」を活用し、リアル店舗の来店計測や行動分析を行い、それに基づいたデジタルマーケティング支援、リテールメディア開発・運用などを手掛けています。
参照元：アドインテとオトナルの音声広告を活用したリテールメディア広告メニュー開発における業務提携のお知らせ
店内って居る時点で、もはや「ながら聴取」だしな。