OpenAI、広告テストとChatGPTへのアクセス拡大方針を発表

米AI開発企業のOpenAIは、ChatGPTへのアクセス拡大を目的とした広告に関する今後の方針と取り組みを1月に発表しました。8月から展開している低価格プラン「ChatGPT Go」を含む無料版ユーザーを対象に、今後数週間以内に米国で広告表示のテストを開始する予定です。

OpenAI、広告テストとChatGPTへのアクセス拡大方針を発表
引用元:広告と ChatGPT へのアクセス拡大に対する OpenAI の取り組み

広告テストの概要と対象プラン

OpenAIは、ChatGPTへのアクセス拡大を目的とした取り組みの一環として、広告に関する方針を示しました。同社によると、広告テストは今後数週間以内に米国で開始される予定で、対象は無料版や低価格プラン「ChatGPT Go」をログインして利用している18歳以上のユーザーです。

一方で、ChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseといった有料プランについては、引き続き広告は表示されないとしています。現時点では広告テストは開始されておらず、今後の検証に向けた準備段階にあると説明しています。

広告表示に関する原則も提示

広告の導入にあたり、OpenAIは複数の基本原則を示しています。ChatGPTの回答内容が広告の影響を受けることはなく、ユーザーにとって有用な情報に基づいて提供されると説明しています。また、ChatGPTとのやりとりやユーザーのデータが広告主に共有されたり、販売されたりすることはないとしています。広告は通常の回答と明確に区別され、広告主による提供であることが分かる形で表示されます。

テスト段階では、現在の会話に関連する商品やサービスがある場合に、ChatGPTの回答の下部に広告を表示する形式が予定されています。ユーザーは、広告が表示された理由を確認したり、特定の広告を非表示にして理由を伝えたりすることが可能です。なお、健康、メンタルヘルス、政治などのセンシティブな内容や規制対象となる分野を扱う場合や、18歳未満のユーザーに対しては、広告は表示されないとしています。

ChatGPT Goとは

ChatGPT Goは、OpenAIが提供する低価格のサブスクリプションプランです。無料版よりも利用制限が緩和されており、メッセージ送信、画像生成、ファイルアップロード、メモリ機能などを、より広い範囲で利用できます。8月以降、171か国で提供が開始されており、月額8ドルで利用可能です。ChatGPT PlusやProなどの上位プランとは異なり、手頃な価格で機能拡張を利用できる位置付けのプランとされています。

参照元:広告と ChatGPT へのアクセス拡大に対する OpenAI の取り組み

AMI(エイミー)

利用体験を崩さないための線引きが、どこに置かれるのか注目だな。