メディア環境研究所、音声メディアの魅力を調査。10代の利用が突出するポッドキャストと、無料動画に勝るリラックス効果

メディア環境研究所は3月23日、音声メディアに関する調査結果を発表しました。この調査では全国の15歳から69歳の男女を対象に、音声メディアとYouTubeなどの無料動画との比較を中心に、データから見えてきた音声メディアの可能性を探っています。

メディア環境研究所、音声メディアの魅力を調査。10代の利用が突出するポッドキャストと、無料動画に勝るリラックス効果
引用:https://mekanken.com/contents/8650/

若年層に浸透する音声メディアの現在地

テレビや動画SNSなどメディアが多様化する中、ラジオやポッドキャストといった音声メディアが存在感を高めています。メディア環境研究所が実施した最新の調査では、月に1回以上音声メディアを利用する人は47.8%と約半数にのぼりました。年代別で見ると、ラジオは60代の利用率が高い一方、ポッドキャストや音楽ストリーミングは10代・20代の若年層で突出しており、若者の生活に深く定着している実態が浮き彫りとなりました。

メディア環境研究所、音声メディアの魅力を調査。10代の利用が突出するポッドキャストと、無料動画に勝るリラックス効果
引用:https://mekanken.com/contents/8650/

「ながら聴き」の朝と、集中視聴の夜

利用シーンの比較では、音声メディアと無料動画の明確な使い分けが見て取れます。音声メディアは朝の通勤・通学や身支度中など、別の行動をしながら楽しむ「ながら聴き」が中心です。対してYouTubeなどの無料動画は、就寝前や食事中など、まとまった時間を確保してコンテンツに集中する夜の時間帯に多く利用される傾向にあります。

メディア環境研究所、音声メディアの魅力を調査。10代の利用が突出するポッドキャストと、無料動画に勝るリラックス効果
引用:https://mekanken.com/contents/8650/

現代人の心に寄り添う「耳のメディア」

音声メディアの魅力として、無料動画よりも優位に立ったのはリラックスできる、疲れずラクに楽しめる、といった項目でした。視覚情報が氾濫する現代において、目を使わずに気分転換ができる点は大きな利点です。家事や作業の効率を上げつつ、心理的な充足感も得られるメディアとして、音声メディアは単なるラジオの延長を超えた独自のポジションを確立しています。

メディア環境研究所、音声メディアの魅力を調査。10代の利用が突出するポッドキャストと、無料動画に勝るリラックス効果
引用:https://mekanken.com/contents/8650/

メディア環境研究所とは

メディア環境研究所は、博報堂DYメディアパートナーズ傘下のシンクタンクです。2006年に設立され、生活者・メディア・テクノロジーの変遷を専門に調査・研究しています。

主な活動は、毎年実施される「メディア定点調査」などのデータ公開や、次世代のメディア環境を予測するフォーラムの開催です。テクノロジーの進化が生活者の情報行動に与える影響を客観的に分析し、その知見を無償で広く発信しています。

参照元:動画時代になぜ「音声メディア」が人気?「耳時間」から見るその魅力と可能性 @メ環研の部屋

AMI(エイミー)

ラジオやポッドキャストの「1対1」な距離感は、デジタル疲れを癒す効果があるかも。