米ワシントンD.C.に拠点を置くShandaは4月13日、ポッドキャスト制作プラットフォームの最新バージョン「V3」を公開しました。ユーザーの制作目的に基づいた設計を採用し、録音や編集、配信、分析などの機能をブラウザ上に統合しています。これにより、ポッドキャストの制作から公開までを一貫して行えるようになりました。

目的ベースで設計されたユーザーインターフェース
Shandaの「V3」では、ユーザーの目的に基づいた設計が採用されています。ログイン後のホーム画面には、制作の出発点としてテンプレートやユースケースが表示され、瞑想のガイド音声や対話形式の番組、個人の発信など、用途に応じた形式が提示されます。これにより、ユーザーは作成したい内容に応じた選択を行ったうえで制作を開始することができます。
録音から編集までをブラウザ上で完結
録音機能はブラウザ上で動作し、12言語に対応しています。対応言語には日本語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ヒンディー語、中国語などが含まれています。録音時には背景ノイズを自動的に除去する機能が備えられています。
編集機能では、マルチトラック形式に対応したテキストベースの編集が可能となっており、音声とテキストを参照しながら編集することができます。イントロやアウトロの音源、環境音、効果音などを含むメディアライブラリも用意されています。

自動生成機能と公開プロセスの統合
「V3」では音声データから文字起こしを行い、その内容をもとにタイトルや説明文、ショーノート、引用文、タイムスタンプなどのメタデータが自動で生成されます。これらの情報は公開時に利用することができます。
公開方法は即時公開とスケジュール設定の両方に対応しており、制作中のコンテンツを非公開の状態で管理することも可能です。また、公開された各エピソードには「Vinyl」と呼ばれる専用のページが用意され、共有用のリンクとして利用できます。
分析機能と今後の開発方針
分析機能では、エピソードのパフォーマンスや視聴者の流入元を確認できる仕様となっています。現時点では基本的な指標が提供されており、より詳細なエンゲージメントデータや分析機能については今後の追加が予定されています。
Shandaの共同創業者であるドゥミ・マベナ氏は、本バージョンの開発にあたりユーザーコミュニティからのフィードバックをもとに設計を見直したと述べており、今後もユーザーからの意見をもとに改善を進めるとしています。
Shandaとは
Shandaは、米ワシントンD.C.に拠点を置くポッドキャスト制作プラットフォームです。創業者はジンバブエ出身のドゥミ・マベナ氏とフランス出身のポール・カサー氏で、ジョージタウン大学のプログラムを起点に設立されました。録音、編集、公開、配信、分析などの機能をブラウザ上に統合し、音声コンテンツの制作と管理を一つの環境で行えるよう設計されています。



何を・なぜ作りたいかが何より大切だよね。