Spotifyは、インドネシアにおけるラマダン期間中の音楽およびポッドキャストの聴取傾向に関するデータを発表しました。ラマダン期間中は音楽の好みが変化し、宗教的な要素を持つ楽曲の再生回数が前年と比較してほぼ2倍に増加しています。

文化的なリズムに合わせたプレイリストキュレーション
Spotify Indonesiaのリードミュージックエディターであるディマス・アリオ氏は、「この期間のプレイリストキュレーションは、既存の文化的トレンドのデータと観察に基づいて構成されている」と述べています。
ラマダン期間中、リスナーはより静かで内省的な音楽を好む傾向にあります。また、家族や友人と集まる機会が増えることから、2000年代や2010年代のヒット曲を集めたノスタルジックなプレイリストの需要も高まっています。Spotifyでは「ラマダン 2026」など季節限定のプレイリストをキュレートし、ユーザーの社会的相互作用のリズムの変化を反映した楽曲提供を行っています。
ポッドキャスト消費の変化と特定時間帯の活性化
音楽だけでなく、ポッドキャストの消費パターンにも顕著な変化が現れています。ラマダン期間中は特に宗教・精神性、教育、コメディへの関心が高まり、時間帯としては午前6時から午前8時の間に視聴が集中する傾向にあります。
2026年のラマダンに向けては、インドネシアの人気クリエイターによる特別エピソードも多数公開されています。Raditya Dikaによる「Ramadan Nanya-Nanya」や、Raymond Chinによる「Ramadan ESCAPE 2.0」など、現代の聴衆に関連性の高いテーマを扱う番組が、ラマダン専用のハブを通じて提供されています。
Spotifyは今後も、各地域の文化に合わせたコンテンツ発見をサポートしていくとしています。
ラマダンとは
ラマダンはイスラム暦9番目の月で、イスラム教徒にとって最も神聖な期間のひとつです。この期間、信者は日の出から日没まで断食を行い、礼拝や慈善活動などを通じて精神的な修養を行います。家族やコミュニティとの交流も活発になるため、音楽やポッドキャストなどのメディア消費にも特徴的な変化が見られる時期とされています。
参照元:Spotifyがインドネシアのラマダン中に音楽とポッドキャストの嗜好の変化を明らかにする



日本だと、お盆・彼岸中に聴かれる曲が変わるみたいなことか。