Spotifyは、Amazon DSPを利用する広告主向けに「Spotify Ad Exchange」経由で利用できる広告在庫の対象市場として、日本とオーストラリアを追加しました。あわせて両社の直接連携を強化し、Amazon DSP経由でSpotifyのポッドキャスト広告在庫へアクセスできるようになりました。

ポッドキャスト広告への対応で若年層へのリーチを拡大
今回の対応により、Amazon DSPを利用する広告主は、Spotify Ad Exchangeを経由してSpotify上のポッドキャスト番組へ音声広告を配信できるようになります。12〜34歳のポッドキャストリスナーの47%が「最も好むプラットフォーム」としてSpotifyを挙げており、Amazon DSPとしては初めて、この層へのアプローチが可能になります。
また、Spotifyのポッドキャストネットワークは、広告付き無料プランの音楽リスナーとは異なる層へ広くリーチしており(ユニークリーチは90%)、すでに音楽在庫を購入している広告主も、ポッドキャストを組み合わせることで新たなリスナー層へキャンペーンを拡大できます。
買い付けオプションとしては、音楽およびポッドキャスト在庫におけるPMP(プライベートマーケットプレイス)取引のほか、在庫保証型のPG、音楽在庫でのオープンオークション(動画広告向け)が利用可能です。
SpotifyとAmazon、統合の狙いを説明
両社の代表者は、今回の統合についてコメントを発表しています。
Spotify グローバル広告部門共同責任者のブライアン・バーナー氏は、Spotify Ad Exchangeについて「ストリーミング市場において最もエンゲージメントの高い巨大なオーディエンスへ、最も直接的かつ効率的にアクセスできるプラットフォームとして構築している」と説明しました。今回のAmazon DSPとの統合にポッドキャスト広告在庫を追加したことについて、「バイヤーが求める高品質な広告在庫への集約されたアクセスを大規模に実現する重要な一歩」と述べています。
また、Amazon DSP サプライ部門ディレクターのクリス・コネッタ氏は、Amazon DSPについて「プレミアムな音声広告在庫に対して、柔軟な買い付けを行える環境を整えている」と説明しています。広告主をSpotifyの広告在庫へ直接つなぐことで、音声と動画を通じた消費者との接点を広げ、透明性やパフォーマンスに関するインサイトの提供を通じてビジネス成果の創出に貢献するとしています。
Amazon DSPとは
Amazon DSPとは、Amazonが提供するデマンドサイドプラットフォーム(DSP)です。ディスプレイ広告や動画広告、音声広告などを、さまざまな媒体へプログラマティックに配信できます。
参照元:Spotify、Amazon DSPへのポッドキャスト広告在庫拡充を発表 Spotify Ad Exchangeとの直接統合を強化



音楽とポッドキャストを組み合わせた活用も増えていくかもしれないね。