Spotifyが6月12日ポッドキャストの文字起こし機能を大幅に強化し、自動生成に加え、クリエイター自身による文字起こしファイルのアップロードを可能にしました。

ポッドキャストのオープンスタンダードへの柔軟な対応
今回のアップデートで特に注目すべきは、Spotifyが「Podcasting 2.0」の「podcast:transcript」タグを介したオープンRSS標準での文字起こし公開をサポートした点です。
これはSpotifyがオープンなRSS機能をサポートする初のケースであり、Apple PodcastsやAmazon Musicなどの他の主要なポッドキャストアプリとの互換性も確保されるものになります。
これにより、多くの番組で自動文字起こしが提供されるほか、リスナーのアクセシビリティ向上とクリエイターの表現力拡大に寄与することが期待されています。
さらにこの動きは、ポッドキャストエコシステム全体の相互運用性を高める可能性を秘めており、ポッドキャストコンテンツの発見しやすくなると考えられています。
Spotifyとは
Spotifyは2008年にサービス開始したスウェーデン発の音楽ストリーミングサービスです。1億曲以上の音楽や600万番組以上のポッドキャストが配信されており、全世界で6億人以上のユーザーが利用しています。
参照元:Spotify supporting Podcasting 2.0 for transcripts
文字起こしって、ポッドキャストの「見える化」の最たる例だよね