英国発の国際調査会社YouGovは、アメリカ国内の食習慣に関する調査レポートを発表しました。
調査は今年1月に全米の成人1,106人を対象に実施されたもので、朝昼晩の食事中の行動について分析しています。

朝食中のながら行動
アメリカの朝食シーンでは、「テレビを見る(47%)」「スマホを見る(34%)」「同席者と会話をする(26%)」が上位を占めており、「音楽やポッドキャストを聴く(17%)」もそれに続く行動として挙げられています。

昼食中のながら行動
アメリカ人の18%が昼食中に「音楽やポッドキャストを聴く」と回答しています。特に18〜29歳の若年層ではその割合が21%に達し、音声コンテンツが「昼のながら行動」として一定の地位を築いていることがわかります。

夕食中のながら行動
夕食中に「音楽やポッドキャストを聴く」と答えたアメリカ人は全体で16%にのぼります。中でも18〜29歳では24%と高く、若年層の“ながら音声”は夜の食卓にも根づきはじめていることがうかがえます。

YouGovとは
YouGovは、2000年に英国で設立された国際的な世論調査会社です。政治、経済、ライフスタイル、メディアなど幅広い分野でオンライン調査を行い、世界中の企業やメディアに信頼性の高いデータを提供しています。米国を含む多くの国に拠点を持ち、各国の消費者意識や行動傾向をリアルタイムで可視化するデジタルパネルが強みです。
参照元:Meals and Eating
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