電通が、「2025年 日本の広告費」に関する調査レポートを発表し、総広告費が8兆623億円(前年比105.1%)となり、4年連続の過去最高を記録したことが明らかになりました。
インターネット広告費は4兆459億円(前年比110.8%)となり、初の4兆円を超え、総広告費に占める構成比が50.2%と初めて5割を超える結果となりました。

インターネット広告がついに総広告費の5割を超える
2025年のインターネット広告費は4兆459億円(前年比110.8%)となり、総広告費の50.2%を占めました。マスコミ四媒体広告費は2兆2,980億円(前年比98.4%)とほぼ横ばいとなる中、企業が積極的にデジタルマーケティングに投資している状況がうかがえます。

インターネット広告市場では、前年に続き、SNSの縦型動画広告やコネクテッドTV(CTV)などの動画広告が成長を牽引しました。電通が発表したプレスリリースによると、ディスプレイ広告も復調の兆しが見られ、動画広告とともに市場拡大に寄与したとしています。
マスコミ四媒体広告費は微減
昨年は3年ぶりに前年を上回ったマスコミ四媒体広告費ですが、2025年の広告費は2兆2,980億円(前年比98.4%)とわずかに減る結果となりました。特に新聞広告費が3,136億円(前年比91.8%)、雑誌広告費が1,135億円(前年比96.3%)と伸び悩んでいます。
ラジオデジタルの広告費は2桁成長を記録
ラジオ広告費は前年から0.8%減の1,153億円となりましたが、ラジオデジタルは前年比111.8%の38億円です。前年に続き、ポッドキャストをはじめとする音声メディアでのデジタル展開が注目され、2桁成長を記録しました。ターゲットに合わせて出稿可能なデジタルオーディオ広告(音声広告)への新規出稿数が増加した模様です。
音声広告は視覚に頼らず、移動中や作業中に「ながら聴き」ができる点が特徴です。若い世代にはビデオポッドキャストも浸透しつつあり、企業が消費者と接点を持つ手段としてデジタルオーディオ広告を活用するケースが増えています。オトナルと朝日新聞社が2月に発表した「ポッドキャスト国内利用実態調査」でも、全世代での利用率は年々増加しています。リスナーの増加に伴い、音声広告市場のさらなる成長が期待できるでしょう。
デジタル音声広告とは
デジタル音声広告は、ストリーミングサービスやポッドキャスト、インターネットラジオなどの音声コンテンツに挿入される広告のことです。代表的なプラットフォームにはSpotify、radiko、Apple Podcastsなどがあり、リスナーの興味・関心に基づいたターゲティングが可能です。特に2024年は、AIを活用したパーソナライズ配信が進化し、広告の効果が向上しています。ながら聴きができる点が特徴で、ユーザーに自然な形で情報を届ける手法として注目されています。
参照元:2025年 日本の広告費



インターネット黎明期から仕事してるおじさん、おばさんは涙してるって噂だよ。