東急バス、代官山で実証実験を開始。AI音声合成「コエステーション」で車内放送を即座に音声化

音声合成事業を手がけるエーアイは3月10日、東急バスが代官山循環線で開始したリアルタイム車内放送の実証実験に、AI音声合成サービス「コエステーション」が採用されたと発表しました。

運行状況や接続路線の遅延情報、地域広告などを即座に音声化して放送し、情報のタイムリーな提供を検証します。実証実験は9月30日まで実施予定です。

東急バス、代官山で実証実験を開始。AI音声合成「コエステーション」で車内放送を即座に音声化
引用:AI音声合成サービス「コエステーション®」東急バス代官山循環線のリアルタイム車内放送実証実験に採用

リアルタイム車内放送の仕組みと「コエステーション」の役割

エーアイは、東急バスとケイエムアドシステムが共同で実施する実証実験に、AI音声合成サービス「コエステーション」を提供しています。この取り組みは、バス車内放送をリアルタイム化する新しい試みです。

従来は固定されていたアナウンスを、最新のDNN(ディープニューラルネットワーク)音声合成技術によって動的に生成します。これにより、イベント時の臨時ダイヤや接続路線の遅延情報など、その瞬間に必要な情報をテキストから即座に音声化し、車内でタイムリーに放送することが可能になりました。

地域密着型の音声広告と実証実験の展望

本実験では、AI音声合成を活用した新しい広告販売モデルも検証します。地域の小売店などは専用サイトからテキストを入力するだけで、放送したい区間や時間帯を選択した音声広告を自ら作成・入稿できます。ひと区間1時間あたり300円程度からという低価格設定により、地域密着のアナウンス広告を実現します。

実証実験は、代官山循環線を対象に3月10日から9月30日まで実施されます。各社は期間中に得られた結果を精査し、2027年度を目途に東急バス全体でのサービス向上を推進していく予定です。

コエステーションとは

コエステーションは、株式会社エーアイが提供する、最新のDNN(ディープニューラルネットワーク)技術を用いたAI音声合成サービスです。テキスト情報を即座に自然で滑らかな音声へと変換する機能を備えています。一般人から著名人まで多種多様な「コエ(声)」のデータを保有しており、企業向けにはAPIやエディターを通じて、車内放送や広告、デバイス、コンテンツ制作など幅広い用途へ音声合成技術を提供しています。

参照元:AI音声合成サービス「コエステーション®」東急バス代官山循環線のリアルタイム車内放送実証実験に採用

AMI(エイミー)

ショッピング界隈と相性が良さそう。