調査会社エジソンリサーチが、米国の音声メディア利用動向をまとめた年次調査「The Infinite Dial 2026」を公開しました。レポートにて、米国のポッドキャスト利用率58%、視聴経験者は80%となり過去最高に達したことが明らかになっています。

米国のポッドキャスト利用動向。80%が「今までポッドキャストを聴いたことがある」と回答
米国の12歳以上の人口のうち、ポッドキャストというメディアを認知している人の割合は86%に達しており、過去最高となっています。また、これまでに実際にポッドキャストを視聴した経験を持つ人は80%にのぼり、過去最高を記録しています。

日常的な利用状況は、月間利用率が58%、週間利用率が45%となっており、後者が前者の水準に追いつきつつあることが示されています。

性別の月間利用率は男性62%、女性54%です。年代別では12歳から34歳が64%、35歳から54歳が68%と高く、55歳以上でも44%が利用しています。

音声と動画という二つのポッドキャストフォーマットの進展
ポッドキャストは音声だけでなく、映像を伴う動画コンテンツとしても定着しています。米国の12歳以上の人口のうち、57%がポッドキャストを「観る」ことも経験しています。最も利用されるサービスはYouTube(39%)で、Spotify(20%)、Apple Podcast(11%)が続きます。1日あたりの消費時間シェアも同様の傾向にあり、YouTubeが32%、Spotifyが25%、Apple Podcastが20%となっています。

車内オーディオとしては依然としてAM/FMラジオが1位
AM/FMラジオは依然として車内利用の第1位を維持しており、過去1ヶ月間に車を利用した18歳以上の73%が利用しています。2016年の84%からは減少傾向にあるものの、オンラインオーディオ(48%)やポッドキャスト(37%)を大きく引き離しています。
車内でのポッドキャスト利用も増加しており、2026年には利用率37%を記録しました。年代別では世代間の差が顕著です。18歳から34歳の層は55%と半数を超え、35歳から54歳の層も47%と広く浸透しています。一方で55歳以上の層は18%にとどまり、若い世代ほど車内での利用が進んでいる現状が示されています。

『The Infinite Dial』とは
『The Infinite Dial』は、米国の調査会社Edison Research at SSRSがSiriusXM Mediaの支援を受けて公開した、デジタルメディアの利用動向に関する年次調査です。米国の12歳以上を対象とし、オンライン音声やポッドキャストの聴取実態、主要SNSの利用状況などを測定しています。1998年より継続されている調査ですが、2026年版からは新たに生成AIの認知度および利用に関するデータが測定項目として追加されました。



ポッドキャストもいよいよ二刀流の時代だね。