オトナル、テレビCMと「音」に関する調査を公開。「ながら視聴」の実態やサウンドロゴの効果が明らかに

オトナルは、9月1日に「テレビCMと『音』に関する調査」の結果を公開しました。テレビCMの視聴課題や「音」の役割・有効性を検証することを目的に実施しており、テレビCM視聴中にスマホ操作などの「ながら視聴」を行う人が約8割を占めていることが分かりました。

オトナルによる「テレビCMと音に関する調査」の概要
引用元:オトナル、テレビCMと「音」に関する調査結果を公開。画面を見ていなくても6割が音で思わず視線を向ける

テレビCMは「ながら視聴」が約8割、YouTube広告よりストレスを感じる割合が低い

テレビCM放映中にスマートフォンやタブレットを操作したり、家事などで席を外したりする「ながら視聴」のユーザーが全体の約8割を占めています。また、広告視聴時のストレス比較においては、ストレスを「よく感じる」と回答した割合がYouTube広告で39.5%であったのに対し、テレビCMでは23.2%となり、16.3ポイントの差が見られました。CMに対してストレスを感じる主な要素としては、広告の時間の長さや、短期間での過剰な重複配信が上位を占めています。

テレビCMとYouTube広告の視聴ストレス比較グラフ
引用元:オトナル、テレビCMと「音」に関する調査結果を公開。画面を見ていなくても6割が音で思わず視線を向ける

6割が「音」をきっかけに視線を移動、サウンドロゴは「記憶に残りやすい」「親しみやすさを感じる」という印象と関連

テレビ画面を見ていない状態であっても、特定の音をきっかけに「思わずテレビ画面に目を向けることがある」と回答した人は全体の6割に達しました。具体的な要素としては、「好きな有名人や声優の声」が44.2%、「企業のオリジナル楽曲(CMソング)」が42.9%となり、それぞれ4割を超えています。

さらに、サウンドロゴが存在する企業に対する印象調査では、「記憶に残りやすい」という回答が46.0%、「親しみやすさを感じる」という回答が28.1%で上位を占めました。媒体を横断して繰り返し露出できるため、サウンドロゴがブランドの記憶や親近感と結びついていることがうかがえます。

テレビCMで思わず画面に目を向ける音の要素内訳
引用元:オトナル、テレビCMと「音」に関する調査結果を公開。画面を見ていなくても6割が音で思わず視線を向ける

テレビCMにおける「音」の効果をさらに詳しく知るなら

本記事で紹介した「テレビCMと『音』に関する調査」では、テレビCMの「ながら視聴」の実態をはじめ、テレビCMとYouTube広告の視聴ストレスの比較や、思わずテレビ画面に目を向ける「音」の要素などを調査しています。

調査結果の詳細をまとめたレポートも公開されています。
テレビCMにおける「音」の役割や、今後のクリエイティブを考える際の参考資料として、ぜひご活用ください。

『テレビCMと「音」に関する調査テレビCMと「音」に関する調査』の詳細については、こちらから確認できます。

Otonal Audio LABとは

「Otonal Audio LAB」は、オトナルが運営する音声とマーケティングに関する研究プロジェクトです。デジタル音声広告や音声メディア、ブランディングに関する調査や検証を行い、その結果を発信・公開しています。「音」が消費者やマーケティングに与える影響、ならびにその有効性を探ることを主な目的として設立されており、テレビCMや音声メディアの視聴・利用実態、アテンション効果などの各種マーケティングレポートを発表しています。

参照元:オトナル、テレビCMと「音」に関する調査結果を公開。画面を見ていなくても6割が音で思わず視線を向ける

AMI(エイミー)

音をきっかけに、離れていた視線もテレビに戻るわけね。